女優の清原果耶が、横浜流星主演の最新映画『線は、僕を描く』に出演することがわかった。横浜と清原は3年ぶりにタッグを組む。
・横浜流星、暗い過去を背負いながらも真っ直ぐな思いで創作に向かう
清原果耶、水墨画を徹底練習!
本作は、2020年「本屋大賞」3位、2019年TBS「王様のブランチ」BOOK大賞を受賞した同名小説を原作とする青春芸術ストーリー。映画『ちはやふる』シリーズを手がけた小泉徳宏監督を筆頭にした製作チームが再結集し、1人の若者の喪失と再生の物語を描く。
大学生の青山霜介(横浜)はアルバイト先の絵画展設営現場で運命の出会いを果たす。白と黒だけで表現された水墨画が、霜介の前に色鮮やかに拡がる。深い悲しみに包まれていた霜介の世界が、変わる。巨匠・篠田に声をかけられ水墨画を学び始める霜介。水墨画は筆先から生み出す「線」のみで描かれる芸術。描くのは「命」。霜介は初めての水墨画に戸惑いながらもその世界に魅了されていく…、というストーリーが展開される。
清原が今回演じるのは、水墨画の巨匠・篠田湖山の孫で、主演・横浜流星演じる霜介(そうすけ)の強く美しきライバルである、篠田千瑛(ちあき)。横浜と同じく、撮影前に水墨画家のもとで水墨画の練習を行い、撮影に臨んだ。
水墨画監修の小林東雲は「清原さんは、強く温かみのある線を描かれるんです。横浜さんに近いんですよ。思い切りがよくて、カメラがまわると時として僕より良い線を描くんですよね。それは見事でした。熱心だし、物事に対して誠意をもってあたる。横浜さんと清原さんが本当に水墨画に合った人たちだったのが救いでした。そうでないとこの映画はできなかったです」とお墨付き。清原は千瑛として、凛とした中にもしなやかで力強い、演技と筆さばきを披露している。
また、小泉監督作品には『ちはやふる–結び-』(18年)以来4年ぶりの参加。本作で、主演の横浜流星とは、2019年の『愛唄–約束のナクヒト-』(19年)以来3年ぶりの共演となる。
久々の共演となる横浜について清原は「数年ぶりの共演でしたがその頃から変わらないストイックさがとても頼もしかったです」と話す。小泉監督作品への参加は「久しぶりの映画の現場と小泉組で、クランクイン前はとてもドキドキしていたのですが、懐かしい温かさと緊張感に包まれた充実した撮影期間でした」と、当時の自身を振り返りながら、本作への思いについて語った。
『線は、僕を描く』は10月21日より全国公開予定。
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