オスカー最多受賞作『ベン・ハー』リメイク決定、『ウォンテッド』ベクマンベトフが監督

アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演男優賞など史上最多11部門を受賞した名作『ベン・ハー』が、パラマウントとMGMの共同製作でリメイクされることが明らかになった。

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『ベン・ハー』は、ルー・ウォーレスの小説を原作にした一大スペクタクル超大作。これまで3度映画化されており、1959年のウィリアム・ワイラー監督・チャールトン・ヘストン主演版が最も有名。同作は第32回アカデミー賞11部門を受賞していて、この記録は『タイタニック』(97年)、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(03年)がタイ記録となっているものの、未だ破られていない。

物語は、ユダヤの豪族の息子ベン・ハーが旧友の裏切りに合い、時代に翻弄されながらも奴隷として生き残り復讐に燃える歴史ドラマ。数奇な運命を通して、移り変わる友情、ローマの圧政とキリストの最期を絡めながら描く。

今回、メガホンを執るのは、『ウォンテッド』(08年)でハリウッドデビューしたカザフスタン出身の監督、ティムール・ベクマンベトフ。脚本は『それでも夜は明ける』でアカデミー賞脚色賞を受賞したジョン・リドリーとキース・クラーク 。製作を『ハムナプトラ』シリーズのショーン・ダニエル、ジョニ・レヴィンなどがつとめる。

『ベン・ハー』リメイク版は2016年3月の公開を予定している。

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