【アジアンビューティー】今やアジアは、トレンドやカルチャーの発信地として世界でも注目のスポット。元ヘアメイクの美容ライターが、気になるアジアのファッションリーダーのインスタグラムから魅力的なショットをピックアップしてご紹介します。今回は、中国版インスタグラム「小紅書(通称RED)」で人気を集めるファッション&ビューティー系のインフルエンサー、ヘ・フイシャンに注目。
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濃厚リップ×ランジェリー風ビスチェでバンプ風
バックリ空いた胸元から覗く谷間がセクシー(トップ画像)。ホルターネック&レースアップのランジェリー風ビスチェと、こっくり濃密発色のプラムレッドのリップに目を奪われる、妖婦的ショット。控えめなキャットアイのアイラインとリップにリンクさせたレッド系アイカラーは脇役で、メイクの主役はあくまでリップ。持ち前のふくよかなリップを活かし、輪郭をキッチリ取って存在感抜群の唇に仕上げています。
Tシャツ仕様のラフなカーリーヘアーで、ワイルド&カジュアルに
ランダムなカーリーヘアーは、あえて毛先を逃がしてラフに仕上げることで野暮ったさを回避。しっかりめのスパイラルカールは、毛先まできっちり巻くとゴージャス感は出るけれどそれに釣り合うようドレスアップしないと野暮ったい印象になりかねません。写真のようなカジュアルなクロップド丈のTシャツと合わせるなら、フイシャンのようにカールの始まりと終わりはフェードイン&フェードアウトでぼかすのが正解。ヘアアイロンで再現するなら、巻き始めは熱を加える時間を短めに、そして最後は毛先まできっちり巻き込まず。さりげなく毛先を逃がすようにして仕上げるのがポイント。
肩ひじ張らないラフでカジュアルなパーティールック
エコファーのコートとバッグと共にパチリ。2015年デビューのニューヨーク発のクルエルティフリーブランド、「HEURUEH(ハウルー)」のパーティーにて。ブランド名は、フランス語でハッピーを意味する“heureux”に由来しているそう。フイシャンは、パーティーだからと気張ることなく無造作な束ね髪にパ―リーな質感を効かせたツヤ肌メイクで参加。メイクは、眉下三角ゾーンとチークボーンのハイライト定番ポイントにゴールドのパールを効かせて、立体感を強調。眉はあえて薄めにして、メイクの主役を肌の質感にフォーカス。
フイシャンは、ほどよくエッジの効いたモードな着こなしが上手。ハイブランドとリーズナブルなブランドをうまくミックスしながら、彼女独自のファッションワールドを展開しています。今後さらに注目したい、ポスト・イットガール的存在。(文:羽野ハノン/ライター)
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