レオ様の股間、W・スミスの唇…いたずら被害に遭うスター続出、今度は女優がセクハラ!
開催中の第67回カンヌ国際映画祭で、レッドカーペットに立ったアメリカ・フェレーラのドレスの裾に男性が頭を突っ込むという事件が発生した。アメリカは人気ドラマ『アグリー・ベティ』で主人公を描いた個性派女優。
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とんでもない事態が起こったのは16日(現地時間)、3Dアニメ『ヒックとドラゴン』の続編『How to Train Your Dragon 2』(原題)のプレミア上映前のこと。アメリカはケイト・ブランシェットやジャイモン・フンスー、キット・ハリントンら共演者と並んで写真撮影に応じていたが、背後から男が近づき、彼女のロングドレスのなかに頭を突っ込んだのだ。
すぐに警備員たちが男を取り押さえて引き離したが、男はアメリカの足首をつかんでいたため、ひとつ間違えば彼女が転倒してしまう危険もあった。非常識な騒ぎを起こした張本人はウクライナのリポーター、ヴィタリ・セディウク。セディウクはこれまでもセレブ相手にいたずらを仕掛けてきた悪名高い人物で、ウィル・スミスの唇にキスしようとしてビンタを食らったり、レオナルド・ディカプリオやブラッドリー・クーパーの股間に顔を埋めたり、昨年のグラミー賞授賞式では受賞したアデルの代わりに賞を受け取ろうとした。
駆けつけた警察に逮捕されたセディウクは取材用のプレス・パスを首に下げていたという説もあるが、彼がどうやってレッドカーペットに入ったのかは不明。
一瞬の出来事にアメリカ本人も共演者たちも初めは何が起きたのか把握できなかった様子。ケイトは気遣うように優しくアメリカの背中をさすって何事か話しかけると、アメリカも笑顔で応え、気丈にレッドカーペットを歩いた。
レッド・カーペットでスターを標的にしたいたずらはときどき起こる。2005年には主演映画『宇宙戦争』のロンドン・プレミアでイギリスのテレビ番組がトムに取材するふりをして近づき、質問に答えようとトムが顔を近づけたマイクから水を噴射させてずぶ濡れにさせたことがある。トムは告訴こそしなかったが、番組はこのエピソードの放送を中止した。また一昨年のアカデミー賞授賞式ではサシャ・バロン・コーエンが主演映画『ディクテーター』で演じた独裁者の扮装でレッド・カーペットに現れ、手にしていた壺から北朝鮮の故・金正日総書記の「遺灰」とする中身をぶちまけるというパフォーマンスをしたこともある。
どれも笑うに笑えない悪ノリのいたずらだが、今回は女性をターゲットにしたセクハラ行為で、シャレにならないと不興を買っている。
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