『異動辞令は音楽隊!』新場面写真公開
阿部寛演ずる主人公・成瀬司が捜査一課で現場一筋の鬼刑事から一転、広報課音楽隊配属を命じられる映画『異動辞令は音楽隊!』が、8月26日に全国公開される。このたび、新場面写真が公開された。
公開された場面写真はキャラクターの悲喜こもごもを捉えたもの。
くたびれたような恰好で頭から血を流す成瀬司(阿部)に対し、スーツ姿で成瀬を呆れたような目で見る部下の坂本祥太(磯村勇斗)の姿のほか、真剣な表情でトランペットを吹く来島春子(清野菜名)、言い合いをするサックス奏者の北村裕司(高杉真宙)、カラーガード隊の柏木美由紀(モトーラ世理奈)といった警察音楽隊のちぐはぐぶりを垣間見ることができる。
ほかにも成瀬の母・幸子(倍賞美津子)や、音楽隊の隊長で指揮者の沢田高広(酒向芳)、成瀬ともみ合いをしている捜査一課の主任・井上涼平(六平直政)の姿も映し出されており、成瀬と彼を取り巻く人々との関係にも期待が膨らむ。
最後には、音楽隊の制服姿でドラムセットを叩く成瀬の姿、広場で演奏する音楽隊の様子も捉えられている。
捜査一課の鬼刑事がまさかの警察音楽隊に
本作品は、内田英治監督がYouTubeで偶然目にした警察音楽隊のフラッシュモブ演奏の映像から着想を得たオリジナル脚本で、わき目もふらずに一心不乱に働いてきたミドル・エイジたちの奮闘と生き様を、警察音楽隊のメンバーにイメージを重ね合わせ生まれたヒューマンドラマ。
犯罪捜査一筋の鬼刑事・成瀬司は、部下にやたら厳しく、犯人逮捕の為なら法律すれすれの捜査も辞さない男で、一人娘・法子とも、捜査を理由に約束を守らないような仕事バカだった。高齢者を狙った「アポ電強盗事件」において、勘だけで疑わしい人間を令状もなくパワハラ捜査をしていたところ、そのコンプライアンスを無視した行動が仇となり、突然上司から異動を命ぜられる。刑事部内での異動だろうとたかをくくっていた成瀬だったが、異動先はまさかの「警察音楽隊」だった──。
『異動辞令は音楽隊!』は、8月26日に全国公開される。
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