本年度アカデミー賞でオリジナル脚本賞を受賞したスパイク・ジョーンズ監督最新作の『her/世界でひとつの彼女』。この映画のプロモーションのためにジョーンズ監督が『かいじゅうたちのいるところ』以来4年半ぶりに来日。一緒に来日した衣装デザイン担当のケイシー・ストームとともに、5月28日にApple Store, Ginzaでトークイベントを行った。
司会から「来日してからどこかにいきましたか?」と聞かれたスパイクは「六本木や原宿など、日本のカルチャーは僕にとって未知なことが多いので、様々なところを歩き回りながら、デザイン性や日本独特のビジュアルを楽しんでいます」と回答。
日本でも映画を撮影したことがあるそうで、「以前『ジャッカス』を撮影したのですが、秋葉原などいろんな場所をジョニー・ノックスヴィルと回りました。裸で踊りまくりましたね(笑)。そのシーンは文化的な理由でカットされてしまいましたが」と明かした。
日本が、この映画を公開する最後の国であることについては「僕にとってとても特別です。こうして来日して映画を語れることにとても喜びを感じています」と話し、司会に「アカデミー賞脚本賞受賞、おめでとうございます!」と言われ、会場から大きな拍手が起きると、スパイクは「君、無理やりやらせてない?」と照れ笑い。
なぜタイトルが「she」ではなく「her」なのかと尋ねる質問には「日本に来てこの質問をほかの方にもされたのですが、herはsheよりも親密な感じがするんです。セオドアの心のなか、彼の視点で描かれているこの物語にはこの方がぴったりだと思いました」と話していた。
『her/世界でひとつの彼女』は6月28日より新宿ピカデリーほかにて全国公開となる。
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