芦田愛菜、誕生日サプライズに感激!宮本信子は「少し離れたところからずっと見守っています」と祝福

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メタモルフォーゼの縁側
(C)2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会
メタモルフォーゼの縁側
メタモルフォーゼの縁側

女優の芦田愛菜が『メタモルフォーゼの縁側』の公開記念舞台挨拶に、宮本信子、高橋恭平(なにわ男子)、古川琴音、生田智子、汐谷友希、狩山俊輔監督と共に登壇。本作の見どころや撮影の裏側を語った。

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「うららと雪さんのような素敵な出会いがお客様にも訪れる映画になったら良いな」(芦田)

観客の感想や質問を受けて話を聞いていく今回の舞台挨拶。本作で走るシーンが多かった芦田は「走るシーンでは、シーンごとになぜ走っているのか、その理由を考えながら気持ちを込めて走っていました。うまく表現できてたら嬉しいです」と撮影当時のことをふり返り、それに対し監督は「芦田さん、走るのがめちゃくちゃ早いんです。カメラが追えないくらい早くて、なんとか撮影しました」と初めて明かすエピソードも。

劇中でうららと雪が推す漫画家・コメダ優役を演じた古川は、観客から最も“泣いたという声の多かったサイン会を振り返り「私もサイン会のシーンは心に残ってます。宮本さん演じる雪さんの目が輝いてキラキラしていて。その目を見ていると、私自身、込み上げてくるものがありました」と宮本との初共演の印象を明し、宮本も「あのシーンは、それまでのシーンが積み重なって出来たクライマックスの一つでした。雪さんの生活が少しずつ華やかに変わっていくように、映画を見ていただく人にも希望と勇気と好きなものを見つめてほしいなと、思って演じました」と話した。

雪の娘・花江役を演じた生田は雪の家での撮影について聞かれると「花江が家で酔っ払って寝てしまうシーンの撮影で、実はスタンバイ中にこっそり薄目を開けて、芦田さんと監督が真剣な表情でお芝居の打ち合わせをしているのを見ていたんです。どんなシーンに仕上がるのか楽しみにしていました」とコメント。

そして、デビュー後映画初出演になる高橋と映画自体初出演となる汐谷。ふたりのクランクインだったうららがバイトしている本屋での撮影について高橋は、「英莉ちゃん(汐谷)と二人でのやり取りがすごく青春っぽくて楽しみながらやりました」とその印象を話し、汐谷は「あんなに緊張して本屋さんへ入ったことはありませんでした。あの時は、ここから映画の撮影が始まるんだなと気持ちが引き締まる思いでした」と撮影を振り返った。

改めてこれから映画をご覧になる方に注目してほしいポイントとして、芦田は「うららのこだわりがあふれてる小道具やセットです。漫画を描いている机は押し入れの襖を取って机にしていたり、着てる服も古着だったり。キャラクターらしさを表現する工夫をぜひ見てほしいです」と話した。

続いて宮本が「硬いかぼちゃを切ることができず、包丁が刺さったままのカボチャをまな板の上に置いたままご飯を一人で食べているシーン、思わずクスッと笑えて大好きなんです」と答えると、映画を見たばかりの会場からも笑い声が。そして高橋は「紡の滑り台の降り方です。紡はお茶目で挑戦的なので、座って降りるのではなく、駆け降りるだろうなと思って疾走しました」と答え、古川は「漫画家の役ということで、絵を描く練習をたくさんしました。絵を描いているシーンの手元にぜひ注目して欲しいです」と話した。

さらに生田は「ノルウェーに住んでいる役なので、衣装やネイルなどを明るく派手めにして、驚き方なども、おおらかに見えるように演じました」と役作りのポイントを披露、汐谷は「ぜひご覧頂きたのが、階段でうららと話すシーンです。あのシーンで初めてしっかりとうららを目を見て話が出来た気がしたので注目してほしいです」と答えた。

ここで623日に18歳の誕生日を迎える芦田にサプライズでケーキが登場! 共演者・監督、そして会場の観客から温かい祝福が送られた。「本当に聞いてない! びっくりですが本当に嬉しいです!」と感激している様子の芦田へ、監督は「お誕生日おめでとうございます。多彩な芦田さんに言うこともないのですが…忙しいと思うんですけど、映画にも出てくるセリフのように“フラフラできる時にはフラフラしてもいい”と思います」とメッセージが贈られ、さらに宮本からも「愛菜さん18歳おめでとうございます。何もかもパーフェクトにこなしてらっしゃるので、時々フラフラしながらこれからも頑張ってください。私も少し離れたところから愛菜さんをずっと見守っています」と心を込めて祝福。

・サプライズのケーキに感激する芦田愛菜はこちら!

最後に観客に向け芦田から「“縁側”とは家の中と外側をつなげてくれるものだと思っています。うららと雪さんのような素敵な出会いがお客様にも訪れる映画になったら良いなと思います」と挨拶し舞台挨拶を締めくくった。