毛が生えてこないのが悩みの主人公に扮した須賀健太、初日舞台挨拶で1年ぶりに全身剃毛

2014.06.15

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映画『スイートプールサイド』初日舞台挨拶が6月14日に新宿ピカデリーで行われ、須賀健太、荒井萌、押見修造（原作）、松居大悟監督が登壇した。

本作は、「惡の華」などで知られる人気マンガ家・押見修造の初期傑作を、『アフロ田中』の松居大悟監督がまさかの実写化。毛のない男子と毛深い女子のヒミツの関係を描いた、フェチズム満載の青春映画だ。

毛が生えてこないことに悩む高校1年生の主人公・太田年彦役を演じた須賀は「1年前に撮影して、公開を待ちに待っていたのですが、いざ公開を迎えると寂しい気持ちでこの場にいます。4歳からこの世界にいますが、そのなかでも一番変わっていて、いい作品に巡り合えたと思っています」と挨拶。

太田の同級生で、彼にひそかな恋心を抱く坂下麻衣役を演じた荒井は「夏にぴったりの青春映画です！須賀くんと監督が控室でうろちょろしていて、緊張が私にも伝わってきて、ドキドキしながらここに立っています」と話した。

原作者の押見は、「何回見てもドキドキして、いたたまれない気持ちになります（笑）。マンガを描いているとダイレクトに反応を見ることができないので、多くのお客さんの反応がたまらないです！」と述べ、松居監督は「頭真っ白で恥ずかしいですね（笑）。短い間ですが、楽しくお話ししていきたいと思います」と話した。

また須賀は、撮影の際に松居監督に言われて、髪の毛以外は全身剃っていたそうで、「実は今日も全部剃ってきました！風呂場で1年ぶりに剃ったんですけど、カミソリ負けはしませんでした（笑）。そのくらい、この作品にかける思いがすごいということなんです！」とコメント。

そんな須賀と、高校のとき同じクラスだったという荒井は「（須賀に）キスをせがむところなど、最初は恥ずかしかったです。普段の姿しか見ていなかったので、逆に仕事をしている姿を見られて照れてしまいました」と振り返っていた。

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