佐藤健と藤原竜也、ライバル演じた2人が互いを絶賛！／『るろ剣』大阪舞台挨拶

2014.07.02

『るろうに剣心京都大火編』の舞台挨拶が7月2日に大阪の御堂会館で行われ、佐藤健、武井咲、藤原竜也、大友啓史監督が登壇した。

主人公の緋村剣心役を演じた佐藤は「お待たせしました。映画『るろうに剣心京都大火編』がついに完成しました。こんなに集まっていただき嬉しいです。東京でもこういう試写会をやりましたが（大阪は）ウェルカム感がすごい。格が違います。みなさん熱くて喜んでくださっている感じが違います！」と、超満員で盛り上がる客席に向け喜びのコメント。

神谷薫役を演じた武井は「こんにちは」と挨拶するも大阪の観客の勢いに飲まれてしまうと、佐藤からは「大きな声じゃないと飲まれちゃう（笑）」という突っ込みが。武井は仕切り直し「今日はお集まりいただきありがとうございます。すごく照れくさいのですが『るろうに剣心』をみんなとお話できればと思うので、どうぞよろしくお願いいたします」と挨拶をした。

また、司会から前作の『るろうに剣心』から変わった部分を聞かれると、佐藤は「みんな大人になっていましたね。薫殿は前作では前髪がパッツンだったんですけど、今回は前髪を流していました（笑）」と武井の変化についてコメント。これに対し武井は「ブランクを感じさせない剣心を感じさせてくれたのが嬉しかった」と、佐藤演じる剣心を絶賛。

一方、本作で初登場となる志々雄を演じた藤原は「志々雄スーツは着ると機嫌が悪くなる。耳が聞こえないし、ご飯も食べられないし、トイレにも行けなくて大変（笑）」と、全身に火傷を負ったことから目と口をのぞき、すべてが包帯と着物で覆われる志々雄役の苦労を語ると、初共演となる佐藤については「1年を通して役を全うしている。テンションをキープしながら全うするのはすごい。佐藤さんに引っ張られて、僕も志々雄を全うすることができました」と絶賛。佐藤も「志々雄、ヤバイですよ。『京都大火編』でもヤバイですけど、『伝説の最期編』もとりあえず人間ではない何かになっています（笑）。悪役だったら映画界に残るんじゃないかな」と藤原の演技を褒め称えていた。

最後に佐藤は「今日は本当にありがとうございました。僕、あまり感情が表に出にくいタイプなんですが、こんなにたくさんの方に見に来てもらえて、すごく嬉しいです」と思いを伝えると、2部作となる映画については「『るろうに剣心京都大火編』を見た後に続きが気になって、『伝説の最期編』がすごく見たくなって、公開日が9月13日ってことを知ってもがき苦しむと思います（笑）。公開までとにかく盛り上げていきたいのでどうか力を貸してください」とアピールしていた。

『るろうに剣心京都大火編』は8月1日より、『るろうに剣心伝説の最期編』は9月13日より全国公開される。