染谷将太と前田敦子がR15+の歌舞伎町を舞台にした群像劇で初共演!
染谷将太と前田敦子が初共演! 名匠・廣木隆一監督と脚本家の荒井晴彦が『ヴァイブレータ』(03年)、『やわらかい生活』(06年)に続き3回目のタッグを組む『さよなら歌舞伎町』に出演することがわかった。
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染谷が演じるのは、一流のホテルマンになれなかった歌舞伎町ラブホテルの店長・徹役。一方の前田は有名ミュージシャンになる夢を叶えようともがく沙耶役に扮する。
物語は、2人が演じる不器用で愛おしい倦怠期の同棲カップルを軸に、5組の男女の人生模様が歌舞伎町のラブホテルで交錯していく形で進行。ベテランのラブホテル清掃人に南果歩、その夫で時効を待つ指名手配犯に松重豊、前田演じる沙耶の音楽プロデューサーに大森南朋、デリヘル嬢にいれあげるサラリーマンに村上淳、風俗嬢のスカウトマンに忍成修吾、デリヘルの店長に田口トモロヲと、脇を固める個性派俳優陣も見逃せない。
身も心もむきだしになった男女がラブホテルで出会った時に何が起こるのか? 7年後の東京オリンピックを控え、これから本格的に変わっていく新宿・歌舞伎町。今しか描けない歌舞伎町のラブホテルを舞台にした、実力派俳優たちの群像ドラマが楽しめそうだ。
本作への出演について「群像劇が好きだ」という染谷は「廣木さんの人間力の元、自然と熱気に溢れた現場がとても心地よかったです。誰が無理をしていることもなくいたって自然に廣木さんについていっている現場に感動を覚えました」と撮影を振り返ると、前田との共演については「現場に流れる温度に合わせて何も考えずに向かうことができました。廣木さんからの指示によって本番だけ前田さんにぶつけた芝居もありました。素直に反応してくださったのでとても演じがいがありました」とコメント。
そんな染谷について前田は「同世代の俳優さんの中では抜群に人を引っ張る力があり、恋人同士のシーンをつくっていく中でリードしていただいた。染谷さんは自然についていこうと思える素敵な人でした」と語り「撮影全体は廣木監督がつくりだす空気感が心地よく、楽しかったです。その雰囲気の中で、夢を目指す普通の女の子を、ありのままの感情をぶつけ自然体でお芝居することができました」と振り返っている。
また廣木監督は染谷と前田の起用について「染谷さんは存在がずっと気になっていて、一緒にやりたいと思っていた。実際初めて一緒に仕事をして、とても自然体でシンプルに芝居をやってくれたことが、とても良かった。前田さんを起用した理由は、ミュージシャンの役で、劇中2曲弾き語りをするシーンがあり、歌が歌える女優がよかった。前田さんなら沙耶を等身大で演じられると思った。撮影では、役になりきりリアルに演じてました」と語っている。
『さよなら歌舞伎町』はR15+で、2015年1月より全国順次公開となる。
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