大泉洋主演『ぶどうのなみだ』が第38回モントリオール映画祭に出品決定!
『しあわせのパン』の三島有紀子監督と大泉洋が再タッグを組み、安藤裕子、染谷将太らとの共演で描かれる映画『ぶどうのなみだ』が、第38回モントリオール世界映画祭のワールド・グレイツ部門に出品されることが決定した。
本作は北海道の空知(そらち)が舞台。兄のアオ(大泉)はワインをつくり、ひとまわり年の離れた弟のロク(染谷)は小麦を育てている。そんなある日、キャンピングカーに乗ったひとりの旅人が、突然ふたりの目の前に現われる。エリカ(安藤)と名乗る不思議な輝きを放つ彼女は、アオとロクの静かな生活に新しい風を吹き込んでいく。
北海道の大自然のなかでワインの醸造に励む主人公アオを演じた大泉と、ミステリアスな魅力たっぷりに不思議な旅人エリカを演じた安藤の演技力に、モントリオール世界映画祭の作品選定ディレクターが惚れ込み、今回の出品が決まったという。
この朗報を受け、三島監督は「この作品が海を渡って、モントリオールで世界のみなさんに見ていただけることは、監督として最上の幸せであり、同時にどこまで何が伝わるのか怖くもあります。英語タイトルは『a drop of the grapevine』にしてあります。そのぶどうの木からこぼれる一雫に込めたいろんな意味が、俳優たちの演じた繊細な心の機微によって、伝わればと願っています。北海道の大地に生きる、不器用な男と女の挫折と再生、そして家族への想いを描いた“大人の寓話”がどう受け取られるのか、とても楽しみです」とのコメントを寄せている。
『ぶどうのなみだ』は10月4日より北海道先行公開。10月11日より全国公開となる。
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