【今週公開の特選5本】『GODZILLA』からインド映画まで、夏の娯楽作を楽しむ！

2014.07.25

『GODZILLA』
(C) 2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC

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日本が誇る怪獣映画の金字塔をハリウッドで完全復活させた『GODZILLA』をイチオシ！夏休み、親子で見るのもGOOD。肩の力を抜いて楽しめる時代劇『幕末高校生』もオススメです。

『GODZILLA』7月25日公開
〈ゴジラ映画は日本のモノ！と思っている人に〉
日本の怪獣映画の金字塔『ゴジラ』を新たにハリウッド・リメイク。98年版とは比較にならない完成度の高さだ。60年前のオリジナル版への愛とオマージュが散りばめられ、往年のファンを喜ばせる。さらに３・11を思い起こせるリアルな映像で核や原発問題にも触れ、自然を破戒する人間の愚かさを描いている。渡辺謙が演じる科学者の言葉に耳を傾けたい。
・ゴジラが中国で初日興収11億円のNo.1大ヒット！世界興収は447億円を記録

『幕末高校生』7月26日公開
〈歴史モノや時代劇が苦手！という人に〉
高校教師と生徒たちが幕末にタイムスリップ。勝海舟など重要人物と出会い、巻き起こす大騒動をポップに描く時代劇。石原さとみが教師を、玉木宏がちょっと頼りなくカワイイ新キャラの勝海舟を演じ、現代と幕末のギャップをコミカルに盛り上げる。佐藤浩市の西郷隆盛も新鮮。
・［動画］『幕末高校生』予告編

７月26日公開
『エイトレンジャ−2』7月26日公開
〈関ジャニ∞ファンはもちろん、戦隊アクション好きの人も〉
関ジャニ∞のメンバーが落ちこぼれ戦隊ヒーローとなる痛快コメディ『エイトレンジャ−』の続編。前作から5年後、救世主としておだてられ放蕩生活を送っていた彼らの前に、新たな脅威が立ちはだかる。事件の真相に迫る記者役で前田敦子が参戦。前作に続き堤幸彦監督がメガホンをとった。
・前田敦子が関ジャニ∞主演映画でヒロイン役！改訂台本が来るたびにキャラが濃くなる

『2つ目の窓』7月26日公開
〈カンヌ国際映画祭が気になる人に〉
両親の離婚で母と奄美大島にやってきた男子高校生と、母が余命わずかの同級生の少女が成長していく姿を、壮大な自然を舞台に描いた人間ドラマ。カンヌ国際映画祭で高評価の河?直美監督作。主演の村上虹郎（村上淳の息子）の俳優デビュー作で、父子共演も話題。杉本哲太、松田美由紀らが共演。
・［動画］『2つ目の窓』予告編

『あなたがいてこそ』7月26日公開
〈歌とダンスが大好きなあなたに〉
家族間の抗争で父親を亡くした青年が恋に落ちた美女は、宿敵の娘だった。『マッキー』のSSラージャマウリ監督作が手がけたインド版『ロミオとジュリエット』は歌とダンスがふんだんに取り入れられた、愛と冒険の活劇。南インドらしい庶民の視点で、生きる喜びが描かれている。
・［動画］『あなたがいてこそ』予告編

（文：丸山けいこ／映画ライター）