話題の映画『進撃の巨人』が2015年夏に前後篇2部作として公開されることが決定し、あわせて、すでに発表となっている主演・三浦春馬以外の豪華キャスト陣も発表となった。
本作は、2009年10月号(創刊号)の「別冊少年マガジン」で連載が開始されるや否や、圧倒的なスケールと世界観、且つ予測不能なストーリー展開が衝撃を与え、累計発行部数が4000万部を突破した大ヒットコミック「進撃の巨人」(諫山創/講談社刊)を実写映画化するプロジェクト。
100年前、突如現れた巨人たちによって文明崩壊に追い込まれた人類。生き残った者たちは、巨人たちの侵攻を防ぐため、巨大な壁を築き、その壁のなかで平穏を保っていたが、100年もの歳月を経て、いま再び壁が破られようとしているというストーリーだ。
今回、新キャストとして発表になったのは、長谷川博己×水原希子×本郷奏多×三浦貴大×桜庭ななみ×松尾諭×石原さとみ×ピエール瀧×國村隼。ほかにも、渡部秀、水崎綾女、武田梨奈といったフレッシュな顔ぶれも抜てきされている。
長谷川は「世界的に有名なマンガ、『進撃の巨人』を実写化するという噂は聞いていましたが、自分が出演させていただけるとは思いもしませんでした。私の役は…、まだ多くを語れませんが、最強の男、という役だけあって、なぜ私にオファーをいただけたのかを考えつつ、思いっきり楽しんで演ろうと思っております」とコメント。
水原は「アクションシーンが多いこともあって、過酷な撮影が多いのですが、その分キャストと監督、スタッフとの仲が深まっていって、本当に皆で協力してこの映画を良い作品にしようと日々頑張っています」と話している。
また、「お話をいただいてから漫画とアニメをみました」という石原は「ものすごくハマってしまい続きが気になって仕方ありません」と答えると、「今回、大変な役を与えていただきました。かなりの挑戦です。正直プレッシャーに押しつぶされそうです。でもこんなにも魅力的なキャラクターを演じられるのはこの上なく幸せです」と語り、ピエール瀧は「『進撃の巨人』の映画の出演オファーがきていますと担当マネージャーから伝えられたとき、そうか、巨人役だろうな。やっぱりと直感的に思ったんですが、なんと巨人役ではありませんでした。意外」とコメント。
樋口監督も「これ以上はない、最高のキャスティングが完成しました。原作同様に登場人物たちを肉体的にも精神的にも追いこんでいく過酷な現場ですが、みんなで励ましあいながら心臓を捧げつつチームワークで眼の前に立ちはだかる巨人や壁という限界に挑戦しています」と監督ならではの苦しさを語っている。
同作は、2014年5〜8月に長崎・軍艦島、熊本、茨城、東宝スタジオなどで撮影。2015年夏に前後篇2部作で、全国東宝系にて公開となる。
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