チャイコフスキー作曲による世界3大バレエのひとつとしても知られる「くるみ割り人形」。大切なものを守るため、自らの“いのち”をかけて奮闘する少女の姿は、100年の時を超えてなお人々の心を魅了している。この世界中で愛され続ける名作童話が、ハローキティ40周年記念作品として映画化。“極彩色ミュージカル・ファンタジー”として11月29日より劇場公開されることがわかった。
映画『くるみ割り人形』のメガホンをとるのは、“Kawaiiカルチャー”の火付け役であり第一人者の国際的アーティスト・増田セバスチャン。主人公クララの声を『思い出のマーニー』で初挑戦ながら主人公マーニーの声を演じた有村架純が、クララと運命の出会いを遂げる若き将校の声を松坂桃李が演じている。
今回のキャスティングに有村は「一人の少女が“愛”という大きなものをはじめて見つけた時、どういう女性に成長していくのか。大人の階段を一歩一歩駆け上がっていく姿に心打たれます。クララだけでなく、愛おしさがこみ上げてくる、忘れられないキャラクターたちが色鮮やかな世界で、生き生きと走り回っています」とコメント。
松坂は「お子さんも大人も、見た人すべての心に届く、非常に温かみのある愛に満ち溢れた作品です。描き出される世界がとてもキレイで、思わず見とれてしまいました。寒い季節に公開される映画なので家族、友だち、カップルでも一緒に見て温かい気持ちになって下さい」とアピールした。
また、増田は「今回初監督ということで、今までの経験をフルに活かして、『くるみ割り人形』を題材に現時点の自分にできる最大限の表現をしたつもりです。今回新たに追加した音楽、アニメーション、3D、豪華な声優陣とともに、自分が作品を通じて伝えたいメッセージをさらに増幅させて作り上げることができたので、今までの映画には無い新しい表現が生まれたと確信しています」と述べている。
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