『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートと、『ウォーム・ボディーズ』のニコラス・ホルトが初共演で恋に落ちる役を演じる『EQUALS(原題)』。この映画の撮影が8月4日から28日まで日本で行われることになり、その製作発表記者会見が8月2日にウェスティンホテル東京で行われ、クリステンとニコラス、さらにドレイク・ドレマス監督とプロデューサーのマイケル・プラスが登壇した。
・この記事(『EQUALS(原題)』製作発表記者会見)の写真
同作は、「コレクティブ」と呼ばれる未来社会を舞台にした作品。そこは感情がない、穏やかで完璧な世界なのだが、あるとき、その世界を新たな病気が襲う。その病にかかると、遠い昔に失われたはずの絶望感や感受性、恐怖や愛といった感情が呼び起こされ、感染者は即座に施設に送られ、2度と戻ってこないのだ。
ここで暮らすサイラス(ニコラス)はその病にかかってしまい、社会からのけものとして扱われるようになる。そんなサイラスのことを、たった1人理解する者がいた。彼女の名はニア(クリステン)。実は彼女にも“感情”があるのだが、それを隠す術を身に付けていたというもの。映画では、そんな2人が恋に落ちることで、愛という感情を初体験する一方、さまざまな困難に直面する姿が描かれていく。
クランクインする今の心境を聞かれたクリステンは「今回はラブストーリーなので、大変なこともあると思うんですけど、うまく行けば非常に素晴らしい作品になると思うので、責任は重大だと思っていますが、すごく楽しみでもあります」とコメント。
ニコラスは「今の心境は最高です。ここにいられることが非常にラッキーだと思っていますし、本作はすごく美しいお話なので、参加できることに対しても嬉しく思っているし、クランクインも楽しみです」と答えた。
また、恋に落ちる役柄ゆえに、お互いの印象を聞かれると、クリステンが「私、ニックのこと大キライなの」とキツ〜イひと言。ジョークとわかっていながらも、これにはニコラスもヘコんだようで「まいったな」と言うと気持ちを切り替え、「どの作品でも監督に起用してもらって、キミとキミは恋に落ちるんだよと言われると、いつもムズムズします。今回もそんな気持ちになりつつも、監督が真っ直ぐな方だし、クリステンも素晴らしい俳優なので、僕を導いてくれて良い関係になれるんじゃないかなと思っています」とクリステンとは違って、真面目に答えていた。
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