日本映画の黄金期を支えた映画スター・市川雷蔵。彼の映画デビュー60周年を記念し、初デジタル化となる初期主演作6作と、代表作の計46作品を一挙上映する「雷蔵祭 初恋」が、明日8月9日より角川シネマ新宿ほか全国で開催される。
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雷蔵は1931年生まれ。15歳の時に歌舞伎役者として初舞台を踏むと、51年には八代目市川雷蔵を襲名。そして、54年には映画俳優へと転身する。
以来、69年に37歳という若さでこの世を去るまでの15年間が雷蔵の映画俳優人生だ。決して長くはないその期間に雷蔵は159本の作品に出演。没後45年経った今でも、多くの人々を魅了して止まない昭和を代表する映画俳優の1人だ。
本映画祭ではそんな雷蔵の、時代を超えても色褪せることなく、なお鮮やかな光を放ち続ける姿を映画館のスクリーンを通してお届け。フィルム原版の劣化により今まで上映が困難だった作品のデジタル化の作業も初めて行ない、これまでにないほど充実したラインナップになっている。
初デジタル化されたのは、映画デビュー作の『花の白虎隊』(54年)をはじめ、『いろは囃子』(55年)、『喧嘩鴛鴦』(56年)、『二十九人の喧嘩状』(57年)、『鬼火駕篭』(57年)、『旅は気まぐれ風まかせ(58年)の6作品。
ほかにも『眠狂四郎』シリーズや『大菩薩峠』など、雷蔵の魅力満載の作品が揃っている。
なお、上映スケジュールは下記公式サイトからチェックできる。
■「雷蔵祭 初恋」上映スケジュール
http://www.cinemakadokawa.jp/raizohatsukoi/schedule.html
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