映画『思春期ごっこ』のスピンオフムービーとなる『水色の楽園』。このDVD(8月6日発売)の発売記念イベントが8月16日にタワーレコード秋葉原店で行われ、主演の未来穂香(みき・ほのか)と青山美郷(あおやま・みさと)が浴衣姿で登壇した。
本作は映画『思春期ごっこ』の前日譚。未来と青山扮する蓮見鷹音と辻沢三佳が、お互いの夢を知るきっかけになったある1日を描いた作品で、祝日に学校に忍び込んだ2人は、誰もいない学校で、はしゃぎあい、語り合う姿が描かれている。
この日は倉本雷大監督も駆けつけるなか、約100名のファンの前で2人はトークを披露。主演作『思春期ごっこ』の公開を目前に控えた今の心境について聞かれると、未来は「すごく嬉しいです。昨年の夏に撮影したのですが、やっと1年前の自分が見られる。その頃はちょうど思春期で反抗期だったので、トゲトゲしているかもしれない(笑)。今年はおしとやかになることが目標です」と明かし。青山も「私も調子乗ってたんです(笑)。複雑な心境が役として演じられていると思う」と話した。
また、このスピンオフDVD『水色の楽園』に関しては「本編の映画撮影前に2日間で撮影したので、そこで何かを得ようと必死でした。その撮影があってよかった」と振り返った未来。青山は「アドリブが多かった。というか、ほぼアドリブ。ほとんどスポーツでした」と語っていた。
印象的なシーンを聞かれると、未来は「フラフープのシーン」を挙げ、「よく見ると全然できていない。得意ですって言わなければよかった」と苦笑い。「バスケのシーン」を挙げた青山は「様になっているはずが、監督から全然ダメって言われました」と明かしていた。
最後に青山は「『水色の楽園』はみなさんがいろんな見方ができると思う。映画の方は小さなすれ違いがすごい大きくなっていく。男性が見たら『?』かもしれないシーンも、女性なら共感できるはず」とコメント。未来は「『水色の楽園』は素なのか演技なのかわからない部分も見て、本編前に予習してほしい。フラフープとバスケのシーンは注目です。本編は、女の子ならではの思春期の思いが詰まっている。映像もキレイなので、夏の思い出の1つとなる作品になってくれたら嬉しい」とアピールしていた。
映画『思春期ごっこ』は8月23日より新宿武蔵野館ほかに全国順次公開となる。
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