加瀬亮が主演作『自由が丘8丁目』でヴェネチア国際映画祭に参加!
現地時間8月27日より開催される第71回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門への正式出品が決定しているホン・サンス監督最新作『自由が丘8丁目』。9月2日に行われるこの映画の公式上映に、主演の加瀬亮が参加することがわかった。
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加瀬にとってヴェネチア国際映画祭への参加は、『アンテナ』(04年/熊切和嘉監督)、『スカイ・クロラ』(08年/押井守監督)以来3度目となる。一方、ホン・サンス監督のヴェネチア国際映画祭への出品は『教授とわたし、そして映画』(10年)以来2度目で、監督にとって『自由が丘8丁目』は16作目。世界3大映画祭に関しては、過去にカンヌ国際映画祭に8作品を出品、ベルリン国際映画祭へは3作品を出品している。
かねてからホン・サンス監督のファンを公言していた加瀬は、一昨年の監督来日時の対談がきっかけで、本作の主演を獲得。これまでにクリント・イーストウッド、ミシェル・ゴンドリー、ガス・ヴァン・サント、アッバス・キアロスタミと、名だたる映画監督と仕事をしてきた国際派俳優でもある加瀬は、ホン・サンス監督について「監督の現場以上に幸せだったと思ったことはない」と雑誌に語るほどの惚れ込みようだ。
なお、同映画祭には日本から、同日に塚本晋也監督作『野火』がコンペティション部門で上映され、監督とリリー・フランキーがヴェネチア入り。ほかに、高橋治監督『彼女だけが知っている』(60年)がクラシック部門、世界の監督9人のよるオムニバス『Words with Gods(原題)』に中田秀夫監督が参加している。
『自由が丘8丁目』のヴェネチア国際映画祭公式上映は現地時間9月2日15時よりSALA DARSENAで行われる。日本では12月にシネマート新宿ほかにて公開となる。
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