高度1万メートルの飛行機のなかで繰り広げられる手に汗握るサスペンスアクション『フライト・ゲーム』。そのトークイベントが8月25日にアキバシアターで行われ、堀ちえみが登場した。
80年代に『スチュワーデス物語』でスッチーブームを巻き起こした堀だが、CAの制服姿は約10年ぶり。「久しぶりの制服なので緊張しています。でも、なんかベテラン気分。この制服を着ると、仕事しなきゃ!という気になるんですよね」と照れ笑いした。
イベントにはさらなるゲストも登場。司会の「堀さんになじみのある方」という言葉に、「この流れだったら、もしかして教官?」と色めき立つ堀だったが、登場したオジンオズボーンの2人を見て「流れ違うでしょ、コレ」と残念そう。司会から「事務所がご一緒なので、バーターということで大丈夫ですか」と確認されると、オジオズ篠宮は「純度120%のバーターです」と頷いた。
囲み取材では、『スチュワーデス物語』時代についての質問をされ、大変だった“訓練”について振り返った堀。「(一番大変だったのは)やはり海上避難訓練。客様を誘導して、最後海に滑っておりて、救命ボートに乗ってという訓練ですね。でもシーンで、途中で海に溺れる役があったんですけど、冬の海だったのですごい大変でした」と苦笑い。
ドラマで演じたのがJALの訓練生だったため、「よくCAさんから『今の自分があるのは、あのときのドラマを見たおかげです』というお手紙をいただくので、なんかJAL以外は乗りづらい(笑)」とも話していた。
また10代のころから知っているという後輩・オジンオズボーンについて堀が、「最近、漫才も笑いが起きるようになって、ホントにすごい成長した」と感慨深げにつぶやくと、オジオズ高松は「過去、スベっていたことをなんでバラすんですか。やめてくださいよ」と苦笑い。さらに「髪の毛も薄くなったな〜」と堀にバラされた高松は、帽子を取って「薄くなったんですよ」と開き直っていた。
映画について、家族で見たという堀は、「現代的な、ちょっと変わったストーリーですよね。身近にこういうことがあってもおかしくないし、スリル感がすごかった。大学生の息子が一番反応が良かったですね。家族全員で楽しめる映画です」とアピールした。
『フライト・ゲーム』は9月6日より新宿ピカデリーほかにて全国公開される。
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