映画のためならパンチラもへっちゃら! 園子温監督が新星・清野菜名の女優魂を絶賛
90年代のストリートカルチャーを牽引した伝説的コミックを実写映画化した『TOKYO TRIBE』が8月30日より公開される。『愛のむきだし』(08年)や『ヒミズ』(12年)など衝撃作を連発する鬼才・園子温監督が、鈴木亮平や佐藤隆太、大東駿介、染谷将太などの豪華キャストを配したラップ・ミュージカルだ。
・『TOKYO TRIBE』園子温監督&清野菜名インタビュー
近未来のトーキョーを舞台に光と音の洪水が渦巻く興奮必至の本作について、ムビコレでは園監督を直撃。ヒロイン役の新星・清野菜名と共に作品や現場の様子について語ったインタビューを掲載中だ。
園監督と言えば、これまで二階堂ふみや吉高由里子、満島ひかりなどの才能をいち早く見出し開花させた実績があるが、それについて突っ込むと「よく言われるけど」とまんざらでもなさそうな反面、「もういいよ、そういう話は」と照れ笑い。それにもめげずに突っ込むインタビュアーに、「その役に合っているかどうかで選んでるだけ」と回答。最近ありがちな「俳優ありき」ではなく、あくまでもオーソドックスな選抜手法だからこその実績であることが判明。
ヒロイン役の清野についても「役ありき」で選んでいるそうで、なんと1回目のオーディションでは落ちていたことがあきらかに! 2回目のオーディションで「ピンときた」監督は、直接、出演を誘ったそうだが、本人はその言葉を信用できなかったようで、「後でマネージャーに正式にオファーの電話がきて、それでやっと実感が湧いて、嬉し泣きしました!」と教えてくれた。
また、アクションシーンでパンチラも披露している清野を、園監督が「恥ずかしがらずになりふり構わずやれるところがいい」と絶賛。清野も「やると決めたからには全力でやろうと思っていた」と応じるなど、2人の意気込みの強さも伝わってくる。
さらに、12巻ある原作を大幅に再構築して園監督ならではの作品に仕上げた経緯や、「なぜラップ・ミュージカルにしたのか」などについても語られ、人々の興味をかき立てる内容となっている。
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