2015年、あの『マッドマックス』の新作が公開に。特報も解禁!
主演のメル・ギブソンを一躍スターダムに押し上げ、世界中の映画ファンを魅了した『マッドマックス』。後にシリーズ化もされたこの映画の最新作が、シリーズの創始者であるジョージ・ミラー監督の手により作られ、2015年に『マッドマックス 怒りのデス・ロード』として公開されることとなり、その特報が解禁となった。
・[動画]解禁となった『マッドマックス 怒りのデス・ロード』特報
主人公のマックスを演じるのは、ギブソンに代わって『ダークナイト ライジング』で凶暴な悪役ベインを演じたトム・ハーディ。7月23日に開催された「コミコン・インターナショナル・サンディエゴ 2014」には、新作でもメガホンをとるジョージ・ミラーとプロデューサーのダグ・ミッチェルが登場し、「Comic-Con First Look」と題された特別動画が初公開された。この動画はYouTubeで公開され瞬く間に拡散、9月11日時点で977万4456人が視聴している。
今回、解禁となった日本版特報は、この映像をベースとしたものだ。砂漠に佇むマックスが何者かに追われるシーンから始まり、法も秩序も崩壊した砂漠にナパーム弾の炎が立ち上る。疾走は暴走へと加速し、捕らわれたマックスは烙印を押され、猿ぐつわでどこかへと運ばれていく。また、スキンヘッドのシャーリーズ・セロンが演じるフリオサにも注目。なんとその左手は義手なのだ。人間性が崩壊した世界で、それでも秩序を取り戻せると信じる2人の反逆者にも注目だ
また、ミラー監督は、近未来の人間性が崩壊した荒涼な砂漠が舞台となる最新作について「経済の崩壊や、送電網が失われたり、水の奪い合いなど、石油の戦争だけでなく、水の戦争も起こる。あらゆる危機に見舞われる。都市は消滅し、人々は荒れ地に出て行って、略奪行為によって存在している。中世の世界のように、警察もお金も貨幣もない、法律も道徳規範もない世界で、ただサバイバルがあるだけだ」と語っている。
はたしてどんな作品に仕上がっているのか? 『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は2015年5月15日に全米公開。日本では2015年の夏休み映画として公開予定だ。
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