君は7年目の浮気を抱えた犬のように…
ジョニー・デップが7月15日にリリースするアルバム中の楽曲で、元妻のアンバー・ハードについて歌っているようだ。
イギリスのサンデー・タイムズ紙にジェフ・ベック&ジョニー・デップのアルバム『18』のレビューが掲載されたが、その中で収録曲「Sad Motherfuckin’ Parade」にふれられている。デップが手がけたオリジナル曲で、歌詞の一部がハードについて歌っているように思われるというのだ。
タイムズ紙によると、「君は7年目の浮気を抱えた犬のようにそこに座っている」「もし俺が10セント硬貨を持っていたとしても、お前の手には届かないだろう」という歌詞がある。
デップは今年6月、ハードに対する名誉毀損訴訟で勝利を収めたばかりだ。陪審員はハードに対し、1000万ドルの補償的損害賠償と500万ドルの懲罰的損害賠償をデップに支払うよう命じた。
また、ハードがデップに対して起こした反訴の3件中1件について有罪とし、デップは200万ドルをハードに支払わなければならない。
ハードは陪審員の人選を理由に無効審理を要求し、有罪判決を破棄するよう申し立てている。
判決が出た直後から、ツアー中のジェフ・ベックのステージに何度かサプライズ出演したデップは、ギター・レジェンドの1人であるベックとカバー曲を中心に13曲を収めたアルバム『18』を15日にリリースする。先述の1曲に加えて、人気スターにして発明家という異色の経歴で知られた女優へディ・ラマーをテーマにした『This is A Song For Miss Hedy Lamarr』というデップのオリジナル作2曲に加えて、ビーチ・ボーイズからジョン・レノン、マーヴィン・ゲイ、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、キリング・ジョークなど、ロック、ソウルからパンクまで幅広いジャンルの楽曲が収められている。
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