『髪結いの亭主』名匠パトリス・ルコント監督の最新作が正月公開。8年の純愛に身もだえする
『髪結いの亭主』『仕立て屋の恋』などで知られる恋愛映画の名匠パトリス・ルコント監督。その最新作『暮れ逢い』のお正月公開が決定し、予告編映像も公開された。
様々な事情を抱えているからこその狂おしく切ない恋──大人の恋愛模様を繊細なタッチで描き、中高年の男女を涙させてきたルコント監督が今回描くのは、愛を口にすることすらできない男女の8年間にわたる純愛。裕福な老実業家の若妻と、その秘書となった青年の、気高くも官能的な恋がロマンティックに綴られていく。
孤独と喪失感を抱えた若妻ロットを演じたのは、ルコント監督の新たなミューズでもあり、『それでも恋するバルセロナ』、『アイアンマン3』などのレベッカ・ホール。彼女に惹かれる美しき青年秘書を、実写版『シンデレラ(原題)』で王子様役に抜擢されたリチャード・マッデンが演じるほか、『ハリー・ポッター』のアラン・リックマンが病に侵された実業家をいぶし銀の演技で体現しており、見事な競演が予告編映像でも堪能できる。
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