ジョージ・クルーニーらしからぬド派手挙式詳細。夫婦の主導権は妻の手に？

2014.10.02

彼らしくないのか、らしいのか。先週末に繰り広げられたジョージ・クルーニーのド派手な結婚イベントの詳細が次々と伝えられている。

53歳にして再婚を決意したのは昨年、ロンドンを拠点とする美人弁護士、アマル・アラムディンと出会ったから。レバノン系で国際法が専門、「ウィキリークス」創設者のジュリアン・サンジの弁護人やコフィ・アナン元国連事務総長のアドバイザーをつとめてきた才媛の36歳。93年に離婚して以来、美女ばかりを恋の相手に選んできたジョージの眼鏡に叶う美貌の持ち主でもあり、まさに非の打ち所のないパーフェクトな女性だ。

ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのような電撃挙式、あるいは極秘裏に結婚して数ヵ月後に判明するケースも多いのが大物セレブの結婚だが、ジョージたちは4月の婚約以来、挙式の日時や場所について公表、晴れの日の数日前からイタリアの水の都、ヴェネチアには世界中からメディアやファンがつめかけた。

挙式前日には大勢のギャラリーが見守るなか、2人は大運河をボートで行き来し、マット・デイモン夫妻やシンディ・クロフォード夫妻ら招待客も同様に手を振り、まるで歌舞伎役者の船乗り込み状態。27日（現地時間）に7つ星ホテル「アマン・カナル・グランデ」で豪華な挙式を行い、翌朝は夫妻で市内を散策、29日（現地時間）には市役所の人前結婚式で正式に夫婦となった。新婦は連日、異なるハイブランドの服を着こなすファッション・ショーで、並みの女優が霞むほどの堂々とした様子。ジョージ・クルーニー夫人、アマルという存在を全世界にこれでもか、と発信した。

2人の交際報道が最初に出たのは昨年10月。ロンドンのレストランから出て来る様子を写真に撮られたが、当初ジョージは「シリア問題について話し合っていただけ」と恋愛関係を即座に否定した。実はデートにこぎつけるまで、2回ほど誘いを断られたという。久々に高嶺の花を見つけて、すっかり舞い上がり、彼女のペースに載せられてしまったようだ。

ジョージの歴代の交際相手は女子大生からテレビタレント、元プロレスラーなど、容姿はモデル並みだが、社会的地位ではハリウッドの超大物のジョージに較べると格段に低く、交際の主導権は常にジョージが握っていた。非婚主義を貫く彼に、アラサー美女たちは夢破れて別れを余儀なくされるパターンが繰り返されてきた。が、今回ばかりは事情が違った。メキシコやアフリカのタンザニアなどに旅行に出かけ、ホワイトハウスで最新作が特別上映される時にも同伴し、オバマ大統領にも紹介（？）。連れ歩いて見栄えがいいのみならず、先進国首脳レベルにも覚えのいい素晴らしい経歴の持ち主。人道支援に熱心で、政治への関心も強いジョージにとって、これ以上に望ましい伴侶はいない。