第19回釜山国際映画祭が昨日から開幕し、正式招待作品『真夜中の五分前』に主演している三浦春馬が、行定勲監督と共にオープニングセレモニーに登場した。
本作はターゲットを日本だけでなくアジア広域とし、アジア各国の俳優が出演。クリエイターもアジア各地から集結し、上海でロケ、編集・VFXを日本、サウンド仕上げを台北で行った意欲的な作品。
映画祭には三浦と行定監督のほか、中国の国民的ドラマ『宮廷女官 若曦(ジャクギ)』のヒロイン役などで一躍トップスターに登りつめた中国No1女優リウ・シーシー(劉詩詩)と、台湾年間視聴率1位を獲得したドラマ『最後はキミを好きになる!』主演や映画『GF*BF』で日本での人気も高まるチャン・シャオチュアン(張孝全)が参加。
レッドカーペットにメインキャストの3人と行定監督が現れると大きな拍手と歓声が沸き上がり、4人は笑顔で手を振った。
三浦は「この釜山国際映画祭にアジアの代表として、ここで、本当に多くの方にこの映画を届けられるということで、光栄です」と喜びのコメント。行定監督も「すごい熱気。このメンバーと一緒にここに来られたことは、すごく嬉しい」と語った。
同映画祭は10月11日まで開幕。3日には、本作のワールドプレミアが行われる予定。
『真夜中の五分前』は本多孝好のベストセラー小説『真夜中の五分前 five minutes to tomorrow side-A/side-B』を映画化したもので、上海で美しい双子の姉に恋をした日本人青年(三浦春馬)が迷い込んだ不可思議な愛の世界を描く、ロマンティックなミステリー。日本では12月27日より全国公開される。
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