12月公開の『妖怪ウォッチ』ゲスト声優に志村けん、片岡愛之助、島崎遥香

2014.10.08

ジバニャンを囲んだ３名のゲスト声優（左から島崎遥香、片岡愛之助、志村けん）
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ゲーム、アニメ、マンガ、玩具とクロスメディア展開され子どもたちに大人気。今や社会現象にもなっている「妖怪ウォッチ」の映画版ゲスト声優を志村けん、片岡愛之助、AKB48の島崎遥香がつとめることが発表された。

・子ども向け映画シリーズの長寿の秘密（1）／テレビ版とは異なる感動・冒険がポイント

「妖怪ウォッチ」は、ごくごく普通の街・さくらニュータウンに暮らす小学5年生の天野景太（ケータ）が主人公。夏休みのある日、近くの森で白い奇妙な生き物ウィスパーに遭遇。以来、彼につきまとうようになったウィスパーは、なんと妖怪で、不思議な時計「妖怪ウォッチ」をウィスパーから渡されたケータは、その日から街のいたるところに現れる妖怪たちが見えるようになるというもの。困ったことを引き起こす妖怪を説得したり、時には戦って問題を解決していくケータが、さまざまな妖怪と友だちになっていく様子が描かれていく。

今回公開となる『映画妖怪ウォッチ誕生の秘密だニャン！』は、そんなケータが、突然消えた妖怪ウォッチを取り戻すため、ウィスパー、ジバニャンとフユニャンらと60年前にタイムスリップするというストーリー。「妖怪ウォッチ」誕生の物語がはじめて明かされていく。人気も上々で、7月19日から発売中の劇場前売券はすでに66万枚も売れているという。

そうしたなか、ゲスト声優をつとめることになった3人。志村が吹き替えるのは、物語の鍵となる最強と謳われる妖怪のマスターニャーダ役。神秘のエネルギー「ホース」を使いこなす伝説の猫老師で「物語の鍵を握る妖怪の役なので、どんな声で演じればいいのかわからなかったのですが、私がコントでやる“おじいちゃん”“おばあちゃん”のような声でいいとのことだったので助かりました（笑）。“バカ殿様”も“変なおじさん”も妖怪みたいなものですけどね（笑）。とても面白い映画になりそうです。お楽しみに！」とコメント。

片岡が演じるのはウバウネ役。ケータたちの前に立ちはだかる怪魔たちを束ねるモトジメ様で、妖怪ウォッチが消えてしまったのもコイツの仕業という役柄。「『妖怪ウォッチ』は本当に人気があって驚きました。すごく楽しいですね！ウバウネという僕の演じさせていただく役が、悪者のしかもお婆さんって、ちょっと衝撃を受けましたが、個性的なキャラクターでぜひ出演させていただきたいと思いました。アニメ声優は初めての経験でしたので全て難しかったです。でも段々楽しくなって、自然にウバウネになっていきましたね（笑）。仲間や妖怪たちとの絆というテーマがありつつ、ギャグなどの笑いどころもたくさんあって本当に面白い映画になっています！」と話した。

また、ケータのおばあちゃんの若かりし頃の姿で、60年前のケマモト村で1人悩むケイゾウのことを陰から支えているユキッぺ役を演じる島崎は「実は私の弟が『妖怪ウォッチ』のことを大好きなので、このお仕事のことを聞いたときはすごく嬉しかったです。でも、初めての声優のお仕事なので緊張したし、方言で話す女の子の役なので、すごく難しかったのですが、とても楽しかったです。今度は妖怪の役でも出てみたいですね。ジバニャンより人気がでちゃいそうな（笑）」と語っている。

『映画妖怪ウォッチ誕生の秘密だニャン！』は12月20日より全国公開となる。