「ベルばら」約180点の原画からあの名場面が蘇るドレスまで! 50年の魅力を丸ごと堪能できる展覧会が開催
池田理代子原作「ベルサイユのばら」の展覧会「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展−ベルばらは永遠に−」が9月17日から11月20日まで東京シティビューにて開催される。
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ベルサイユ宮殿をイメージした回廊が来場者を「ベルばら」ワールドへ誘う
1972年4月から1973年12月まで、少女マンガ誌「週刊マーガレット」(現「マーガレット」)に連載された「ベルサイユのばら」。宝塚歌劇団による舞台化の大成功が作品のヒットに拍車をかけ、テレビアニメ、劇場版アニメなどが制作されて社会現象化した。
本展では、約180点に及ぶ原画や美しいカラーイラストのほか、宝塚歌劇やテレビアニメの「ベルばら」など多岐にわたる「ベルばら」の展開の数々を展示。会場に入ってまず目に飛び込んでくるのは、ベルサイユ宮殿をイメージした優雅な回廊だ。
回廊の奥には、オスカル、マリー・アントワネット、フェルゼン、アンドレの4人のパネルを、まさにそこに佇んでいるかのように展示。さらに窓面には、登場人物たちがまるで宮殿に飾られた肖像画のように展示され、東京の空と融合して来場者を一気に華麗なる「ベルばら」ワールドへと誘う。
原画の展示コーナーでは、本編では描かれなかった秘話や真実を明らかにし、40年ぶりの新刊として話題となった「ベルサイユのばら エピソード編」の原画も公開。さらに、オスカルが生涯でただ一度だけ身にまとったドレスも展示される。
文化服装学院オートクチュール科の学生たちが制作したこのドレスは、光沢を放つ絹の生地や数千個のビーズがあしらわれ、あの名場面が目の前に蘇るような美しさ。原作ファン必見のコーナーになっている。
空前の「ベルばら」ブームを巻き起こした宝塚歌劇版「ベルサイユのばら」展示コーナーでは、オスカルとアンドレが愛を誓いあう名場面「今宵一夜」の舞台となる「オスカルの部屋」が展示される。
オスカルとマリー・アントワネットが身に着けた舞台衣装や小道具のほか、湧き上がる賛否両論の声を力に変えて舞台化を企画した、植田紳爾による作品への思い、演出を手掛けた昭和が誇る映画俳優・長谷川一夫による“魅せる演技”の秘訣も紹介。
そのほか、テレビアニメ『ベルサイユのばら』の貴重なセル画や、懐かしのお宝グッズの展示など、「ベルばら」50年の魅力を堪能できる本展をお見逃しなく。
「誕生50周年記念 ベルサイユのばら展−ベルばらは永遠に−」は9月17日から11月20日まで東京シティビューにて開催。
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