毒親に育てられた少女の世界が“ある出会い”によって一変…ひとりぼっちの彼女が見つけた「♡」とは?

#ぴあフィルムフェスティバル#坂ノ上茜#大野キャンディス真奈#愛ちゃん物語♡

愛ちゃん物語♡
(C)「愛ちゃん物語♡」作品チーム
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2021年のぴあフィルムフェスティバルにてエンタテインメント賞(ホリプロ賞)と映画ファン賞(ぴあニスト賞)をW受賞し、各地の映画祭を席巻している『愛ちゃん物語』が、729日より全国順次公開される。今回、監督描き下ろしグラフィックポスターが公開された。

・完璧な母親がモンスター毒母へ! どんなに叫んでも、緑色のカプセルから逃れられない…

監督書き下ろしのポスター公開、原画はシネクイントで展示も

本作は、「歴史から消えた小野小町」(17年)がカナザワ映画祭や東京学生映画祭で話題となった新鋭・大野キャンディス真奈が、2年の構想・製作期間を経て完成させた長編初監督作品。

16歳の愛ちゃんは、仕事人間であり毒親の父・鉄男に過度に束縛され、自由を知らずに成長した。父とは一緒に食事もせず、メールだけの仲。友だちもおらず、オシャレも知らない愛ちゃんは、ある日偶然、聖子さんと出会う。

文化も生活も異なる2人は一緒に過ごすなかで、家族のようで友だちのような関係になっていく。しかし、聖子さんにはある秘密があって…普通って何? 家族って? 愛って? ひとりぼっちだった愛ちゃんが見つけた「」とは?

今回解禁されたグラフィックポスターは、大野監督が描く絵の世界観で『愛ちゃん物語』を表現したもの。中央の四角い箱の中には愛ちゃん、左下にはキーパーソンの聖子さんが描かれている。なお、原画はアクリル絵の具で描かれており、722日よりシネクイントで展示される。

また、大野監督と主演の坂ノ上茜のコメントも公開された。大野監督は、本作について「私は多様性を大切にしています。だから絵のキャラクターはいつも変な生き物ばかり。そして今、自分たちが生きているこの世界はクレイジー。だけどそれでも生きていかないと。どうせ、生きるならポップに明るく描きたい。それが自分の色。そして、自分の絵画制作、映画、全てのアートワークは繋がっています。映画のキャラクターは、この絵の世界に迷いこみ、不思議な生き物は映画を見にくる、そして『愛ちゃん物語』の世界に入っていきます」とコメント。

坂ノ上は、「やっぱり大野キャンディス真奈の描く世界観は個性の塊だなと思います。同じく映画の世界でも個性が溢れていて唯一無二な作品となっています。ぜひ楽しみにしていて下さい!」と本作の魅力をコメントした。

『愛ちゃん物語』は729日より全国順次公開。

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