「これはキツイ…」緊張感漂う現場レポート
ピンクな髪のゆるふわ女子、アルバイト先はなんと殺し屋稼業だった! 累計発行部数50万部超えの超人気コミックを映画化した『バイオレンスアクション』の現場レポートとメイキングカットが解禁に。主人公・菊野ケイ役を務める橋本環奈を筆頭に、ケイに急接近するヤクザの会計士テラノ役に杉野遥亮、ケイに想いを寄せる同級生・渡辺役に鈴鹿央士らが出演する話題作だ。
・橋本環奈が「23歳の記念にアルバイト始めます!」とビックリ発言!?
2022年1月にクランクインした本作。序盤に撮影したのは、ケイ(橋本)・渡辺(鈴鹿)・店長(馬場ふみか)・ヅラさん(岡村隆史)の“ぷるるん天然娘特急便”チームと、くっきー!演じる大男とのラーメン屋でのバトルで、ワイヤーをつけた橋本が壁を使って高い位置まで駆け上がり、その反動で思い切り大男を蹴る!というシーンだ。橋本は練習しながら動きを頭に入れ、キックの瞬間の足の形まで細かく確認。そして本番では、顔ギリギリで空中を蹴るというプラン通りの動きを見せ、くっきー!が思わず「本当に蹴られるかと思った…」と顔面蒼白になったほどの高いアクション技術を披露した。
その2日後、作品冒頭で繰り広げられるラブホテルでのアクションシーン。スタジオ内に作られたセットには、ヤクザ風のアクション俳優たちがズラリと並び、活気と緊張感が充満している。銃の扱いを練習してきた橋本も、銃の撃ち方、どこで何発撃つか、目標地点などを再確認。そしてファーストカット。3発を撃った橋本は、衝撃に動じることもなく芝居を続けていく。そんな高度な演技が求められる撮影について、橋本は「ケイのアクションって実はすごく細かいんです。相手の武器を奪ったり、力を入れずに手首を回転させたり。ハイレベルなアクションでした」と振り返った。
続いてのシーンは、ワイヤー一本で腰を吊られた橋本が、横向きのまま回転して銃を撃ちまくる、華麗にして難易度の高いガンアクションだ。いざワイヤーで吊られ、撮影スタート。すぐにOKが出たものの、「これはキツイ…」と思わず本音を吐露した。しかし、休むことなく、回転しながら二丁拳銃で見せる動きを、直前まで念入りに練習。カットごとにOKを出し続け、しっかりと期待に応えたのだった。
瑠東監督が「昔からアクション映画が好きだったので、本格的なアクション映画を作れて嬉しい」と言うだけあり、数多くのアクションシーンを取り入れつつ、監督の得意なコメディー要素もふんだんに盛り込まれた本作。そのアクションとコメディの絶妙なバランスも見所の一つといえるだけに、期待したいところだ。
映画『バイオレンスアクション』は、8月19日公開。
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