【アジアンビューティー】今やアジアは、トレンドやカルチャーの発信地として世界でも注目のスポット。元ヘアメイクの美容ライターが、気になるアジアのファッションリーダーのインスタグラムから魅力的なショットをピックアップしてご紹介します。今回ご紹介するのは、韓国出身で現在はドイツのベルリンを拠点にDJとして活躍するインスタグラマー、ペギー・グー。
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さすがDJ! クラバー風ファッションはお手の物
どことなくネオヒッピー的な香りがする、カラーリングもアイテムもエッジの効いたクラバー風ファッション。どちらかというと、インドアのクラブイベントよりも屋外のレイヴで映えそうなコーディネートです。
イスラムワッチ風のネット状の帽子は、韓国のブランド「Q millinery」のもの。「帽子は単なるファッションアイテムならず!」というコンセプトの元「かぶる人の個性を表現する身に着けられる彫刻」という視点で作品を制作しているブランドだけあって、ビーズ製という素材の意外性に加えて複数のメタルチャームが付いたかなり凝ったデザインが特徴的。クロシェ編みのモチーフをあしらったサイケデリックなカラーのTシャツは、ポーランド・ワルシャワ発のブランド「Magda Butrym(マグダブトリム)」のアイテム。ヘイリー・ビーバーをはじめ、世界中のファッショニスタやインフルエンサーに人気のヒップなブランドをペギーも愛用している様子。
ルイ・ヴィトンのジャージ姿でリラックス
移動中の車中と思しきオフショット。売れっ子DJは、ジャージ姿もラグジュアリーでスタイリッシュ! それもそのはず。こちらのジャージは、ただのジャージではなくルイ・ヴィトンのトラックスーツ。アスリートが競技前にトラックで着ているアレ(ぶっちゃけジャージの上下)をヴィトンが洗練されたお洒落なセットアップにアレンジしたもので、こちらもストリートやクラブシーンで映えそうなルックです。白×ライトグレーの市松模様のモチーフが、ヴィトンのアイコニックモチーフ「ダミエ」をそのまま落とし込んだものであるのは一目瞭然。この写真では確認できませんが、今シーズンのモデルにはファスナーに“ダンシングマン”と称されるピクトグラム的モチーフのチャームが付いている模様。
自身のブランド「PEGGY GOODS」のアイウェアでキメ顔
DJでありながら優れたファッションセンスの持ち主でもあるペギーは、自身のファッションブランド「PEGGY GOODS」でファッションクリエイターとしての才能も発揮中。同ブランドではハイセンスなストリート系のアイテムを多数展開していますが、こちらのアイウェアもその中の一つ。他にも、ほどよくエッジが効きつつ奇抜過ぎないクールなフォルムのサングラスが、多数エントリー。ヨーロッパのブランドと違って、私たちアジア人の骨格に合うデザインという点も魅力です。8月にはさらなる新作も登場するようなので、気になる方はぜひオンラインショップにてチェックを。
ペギーは、DJになる前にアメリカに渡ってファッションの勉強をしていたというキャリアもあるそう。なるほど。そう聞くと、彼女のファッションセンスの秀逸さにも納得です。今後も、DJとファッションインフルエンサーという2足のわらじを軽妙に操りながら、世界を股にかけて闊歩してくれるのでしょう。(文:羽野ハノン/ライター)
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