リッキー・マーティン、甥からの告訴取り下げ受けコメント「とても辛かった」

#ストーカー#セレブ#ハラスメント#リッキー・マーティン#裁判

リッキー・マーティン
「TMZ」サイトより

元恋人でもある甥が、マーティンをストーカー行為で告訴

甥に対するストーカー行為やハラスメントで訴えられていた歌手のリッキー・マーティンが、21日(現地時間)の裁判で告訴が取り下げられたのを受けて、動画でコメントした。

郷ひろみが「GOLDFINGER ‘99」でカバーした「Livin’ La Vida Loca」などで知られるマーティンは今月になって、地元プエルトリコでDVを理由にある人物への接近禁止命令を受けたが、被害を訴えたのが21歳になる甥であることが後に明らかになった。甥はマーティンの継姉妹の息子で、2人は7ヵ月間交際した後に破局したが、破局後から2ヵ月間にマーティンは甥にしつこく電話をかけ、甥の自宅周辺をうろつくなどのストーカー行為を繰り返したとして、「精神的、身体的に暴力を受けた」と訴えていた。

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この件の報道を受けて、マーティンはツイッターで、「接近禁止命令は完全に虚偽の申し立てに基づいたもので、事実と私の特徴である品位を持って、私は法的な手段で対応します」と表明していた。

有罪が証明されれば、最長50年の禁固刑となる訴えだったが、21日に出廷したマーティンは全ての疑惑を否定し、甥は訴えを取り下げた。
一部では、21日の法定審問を前に甥が殺害予告を受けたという報道があったが、マーティンの弁護側は、甥が訴えの取り下げを決断したのは「外部からの影響や圧力なしに、自分一人による判断であることを裁判所に認め、この件の弁護に満足していることを認めました」と声明を出した。

ゴシップサイト「TMZ」はこの件についてコメントしたマーティンの動画を掲載している。

マーティンは「私が今日、カメラの前にいるのは、私のヒーリングを始めるために話すことが本当に必要だからです。「2週間、私は抗弁することを許されませんでした。法的手続きに従っていたことから、裁判官の前に出るまで話してはいけないと決められていたからです」と説明し、次のように語った。

「ありがたいことに訴えは虚偽であることが証明されましたが、私は真実を話します。とても辛かったです。私にとっても、家族にとっても、友人にとっても、ひどい出来事でした。こんなことが誰の身に起きることも、私は望みません」

「この馬鹿げたことを主張していた人へ。私は彼の幸せを願っています。そして、彼が愛と真実と喜びに満ちた新しい人生を始められるように、そして他の誰も傷つけないように、彼が救いを見つけることを願っています。今、私の優先することは癒すことです。どうやって癒すか? 音楽です。ステージに戻るのが待ち遠しい。カメラの前に戻って、楽しませるのが待ち遠しい。それが私の最も得意とすることです」

「すべての友人に感謝します。いつも私を信じてくれたファンのみんなに感謝します。あなたたちがSNSに書いてくれたコメントのひとつひとつが私にどれだけ力を与えてくれたことか。あなたがたへの愛と光を願って、同じ強さと情熱を持って、ここにやってきます。神の祝福がありますように」