11月22日の「いい夫婦の日」を前に、映画『ゴーン・ガール』を配給する20世紀フォックスが15歳〜59歳の配偶者や恋人のいる男女300人を対象にパートナーに関する調査を行ったところ、10人に1人がパートナーに殺意を抱いたことがあると答えるという衝撃の事実が明らかになった。
『ゴーン・ガール』は、『セブン』『ドラゴン・タトゥーの女』などで知られる鬼才デヴィッド・フィンチャー監督の最新作。すでに公開されている全米では、フィンチャー監督のこれまでの記録ホルダーである『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』の興収1億2750万ドルを抜き、興収1億5374万2531ドルで自身の過去最高記録を樹立。今なお公開中で、さらなる伸びも期待されている。
物語は結婚5周年の記念日に、誰もが羨むような幸せな結婚生活を送っていたニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)の夫婦の日常が破綻するというもの。妻のエイミーが突然姿を消してしまい、リビングには争った後、キッチンからは大量のエイミーの血痕が発見された。警察は他殺と失踪の両方の可能性を探るが、次第にアリバイが不自然な夫ニックへと疑いの目が向き始める。
一体、彼女に何が起きたのかが、徐々に明かされていく本作だが、先日行われたハリウッド賞レースの幕開けとなるハリウッド・フィルム・アワードでは「作品賞」「脚本賞」「音響賞」の3部門を受賞。アカデミー賞受賞への注目も集まっている。
また、ニックがエイミーの血液型すらわからず、怪しさが増していくシーンの本編映像も解禁となった。今回は、前述の殺意に関する調査のほかに、もう1つ、パートナーに対する理解についても併せて調査し“パートナーのことを100%理解している”という質問に「イエス」と回答した人は、全体の9.7%に過ぎず、血液型すら知らないという人が実に90.3%にも及ぶという驚きの結果が出たようだ。
『ゴーン・ガール』は12月11日に前夜特別上映が決定。12月12日より全国公開となる。
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