音楽は認知症治療に有効！1週間で700万回再生された映像クリップ解禁
1週間で700万回以上再生され全米で大反響を呼んだ、映画『パーソナル・ソング』の映像クリップが解禁された。
同作はソーシャルワーカーのダン・コーエンが、iPodを使い認知症・アルツハイマー患者に思い入れのある曲を聞かせて、失われた記憶を呼び戻すという実験を3年に渡って取材した映画。
解禁となったクリップは、映画本編が完成される前に制作されたもので、1週間で700万回再生されCNNでも取り上げられるほどの話題になったもの。その噂は著名人にまで広がり、スティーヴン・スピルバーグ監督やトム・ハンクスが映画館で鑑賞後に、本作のマイケル・ロサト＝ベネット監督に感動の意を伝えたほど。
アルツハイマー患者は、全米で500万人、日本でも高齢者の4人に1人、約400万人以上いるとされ、今後も爆発的に増え続けると言われている病。いまだ特効薬がなく先進国の間で深刻な社会問題化している。
このクリップには、実際にヘッドフォンで音楽を聞き、人が代わったかのように質問に答えられるようになったおじいさんの映像などが収録されており、音楽の力のすごさを実感できる内容だ。認知症やアルツハイマー病に悩む人々にも希望をもたらすに違いない。
『パーソナル・ソング』は12月6日よりシアターイメージフォーラムほかにて全国順次公開となる。
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