劇団ひとり、初監督でロケ先堪能できず、大いに楽しんでいた大泉洋に焼き餅!?

劇団ひとり
劇団ひとり

「陰日向に咲く」に続く劇団ひとりの2作目の小説で、ミリオンセラーにもなった同名小説を映画化した『青天の霹靂』。今年5月24日に全国公開されたこの作品で、原作・脚本・出演に加え、初監督にも挑戦したひとりが、11月30日に長野県上田市の上田映劇で開催された第18回うえだ城下町映画祭で行われた本作の上映&トークイベントに登壇した。

劇団ひとりが監督デビュー「劇団ひとりも素晴らしかった」と役者ひとりをベタ褒め

ひとりは「今まで人に芝居をつけることがなかったので、監督としてはある程度嫌われてもはっきり言わなければならないのですが、小心者なのでその点は苦労しました」と初監督の苦労話を吐露。

上田で行われた撮影について「実は上田市で多くの作品が作られていたことは知らなかったのですが、地元の方々の映画愛がすばらしかったです。今回はエキストラさんも地元の方に参加していただいて助けていただきました。ひょっとしたら今日いらっしゃってますかね?」と呼びかけ、エキストラ参加していた人を発見すると「お父さん覚えてますよ。印象深いですよ、唯一カメラ目線してたもん!」と明かし笑いを誘った。

また、「上田での撮影期間中は撮影にてんてこまいで全然、土地を堪能できませんでした」と残念そうに話すと、主人公を演じた大泉洋の写真を指差し「堪能していたのはこの男です!ずっと飯を食べていたんですよ。しかも後から聞いたんです。僕は1回も飯に誘われなかったです」と、自身は蚊帳の外だったことを告白。

「後で聞いたら柴咲(コウ)さんや風間(杜夫)さんとご飯に行っていたらしいんですよ。クライマックスの病院で泣くシーンの撮影直前には一番おいしい“鴨しゃぶ”を食べていたらしいです。よくあのシーンの前にそんなにうまい物を食べたなと僕は思っちゃいますよ(笑)。みなさん、このシーンの前にあんなにうまいもの食べてから撮影したんだなぁと思いながら見てください」と呼びかけていた。

12月10日にはBlu-ray&DVDが発売されるそうで、「豪華版は2枚組み・6800円(税別)で、3時間を越えるメイキングも収録されていますので、ぜひご覧ください」と、この作品のパッケージが出ることもしっかりアピール。

最後は「上田という町に出会わなければこの映画は撮れませんでした。何年先になるか分かりませんが、また映画を撮れる機会があれば、ぜひ、また上田で撮影したいと思いますのでその際はみなさんにご協力いただければと思います。本当にありがとうございました」とお礼を述べていた。

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