【株主優待でもっとエンタメ!】投資や株などにはとんと縁のなかった編集部スタッフが、株主優待でエンタメライフをもっと満喫する方法を学んでいく本企画。前回はディズニーランドをおトクに利用するためにオリエンタルランドの株主優待についてお勉強したが、今回チェックするのは、家電量販チェーンを展開する株式会社ビックカメラ。さて、どんな優待を受けられるのだろうか?
・ディズニーランドをタダで楽しめるオリエンタルランド株は「買い!」
フジエダさん:今日のお勧めはビックカメラの株だよ。
私:東宝、ディズニーランドと来てビックカメラ。なんだかちょっとエンタメ度が下がる気がしますが…。私のテンションも下がり気味です。
フジエダさん:えー、そんなことないよ。エンタメ度“大”だよ。だってSさんは、テレビやiPadを家電量販店で買ったって言ってたじゃない。DVDやゲームのソフトも売っているんだよ。
私:最近、DVDを買う人っているんでしょうかぁ?
フジエダさん:まあ、AmazonプライムやNetflixなどの配信サービスで映画もドラマも見られるからね。でも、お気に入りの作品はDVDで保持しておきたい!という人が、ムビコレ読者でもいると思うんだけどなぁ。
それに、今まで紹介した2社と違って、ビックカメラはお手頃価格だよ。
私:え? そうなんですか? 私でも手が出る??
フジエダさん:手が出る額だと思うよ。
じゃあ、お勧めポイントから説明するね。まずは株主優待の説明から。
100株を1年間持っていると、1000円の株主優待券が1年間で3枚もらえる。一度にもらえるのではなく、春に2枚、夏に1枚もらえるんだ。さらに、2年以上継続保有している株主には、買い物優待券2枚が追加進呈されるよ。
所有枚数によって優待券の枚数も変わってくるので、詳しくは下の表を見てみてほしい。
私:継続保持なら、100株で5枚、5000円分のお買い物がタダでできるってことですね。
ソフマップやコジマ、ネットショップの楽天ビッグなどでも使えるし、悪くないですね。
フジエダさん:2つめのポイントは、株価が安定していることなんだ。家電量販店の会社は他にもあるんだけど、株価が安定しないところもあるし、ヨドバシカメラは上場していない。でもビックカメラは株価が安定しているから、元本割れリスクが低いんだ。
私:それに、この株価なら、100株でもそこまで高くならなそう。
フジエダさん:そうなんだよ!
例えば、昨日の株価が1156円だから(7月29日現在)、100株取得するのにおおよそ14万円で購入できるんだ。15万円以下で株主優待が満喫できるなんて嬉しいよね。
仮に15万円として、毎年3000円の株主優待を得られるとすると「3000/150000=2%」。2%の投資利益率は結構お勧めだよ。
私:確かに15万円なら手が出そう。
フジエダさん:それから、僕のさらなるお勧めはビックカメラの Visa スイカクレジットカードを作ること。
クレジットカードで2万円までチャージできて、チャージの際にカードのポイントが付くし、買い物すればビックのポイントがつく。スイカ払いとビックポイントと株主商品券の合わせ技で、元々安いのにさらに実質割引で買えるなんて、嬉しいよね。
(text:編集部スタッフ S)
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