【今週公開の特選5本】寒い冬に癒やしてくれるのはベイマックス?マゾヒズム?それとも腸キモカワ・キャラ?
今週は『アナ雪』に続くディズニー最新アニメーション『ベイマックス』が登場。ケアロボットのふわふわ感はもちろん、感動のストーリーは大人にこそオススメの感動作です!
『ベイマックス』12月20日公開
〈抱きしめられて癒されたい人に〉
ディズニーが贈る感動のアニメーション。舞台は未来都市サンフランソウキョウ。最愛の兄タダシを亡くして心に傷を負った14歳の孤独な天才少年ヒロと、彼の前に現れた心優しいケアロボット・ベイマックス。2人の絆と冒険がエモーショナルに描かれる。ヒロは日本人、ベイマックスは鈴をイメージしていることをはじめ、作品の要所要所に散りばめられた日本的要素にも注目。大人こそベイマックスに抱きしめられて頭ポンポン、癒されたい。
『毛皮のヴィーナス』12月20日公開
〈かくれドMのアナタに〉
“マゾヒズム”の語源にもなったマゾッホの自伝的小説を鬼才ロマン・ポランスキー監督が映画化。オーディションを舞台に、無名の中年女優と演出家の倒錯した関係がセンセーショナルに描かれる。出演はマチュー・アマルリックとポランスキー監督の妻エマニュエル・セニア2人だけという意欲的な構成にも注目!
『バッド・マイロ!』12月20日公開
〈『テッド』以上の“腸”キモカワ・キャラを求める人に〉
ストレスで腸腫瘍ができたサラリーマンのお尻から、なんと凶暴なモンスターが飛び出した! キモカワ・マイロ君が、ご主人をいじめる人を殺してしまうという前代未聞のホラー・コメディ。CGを一切使用せず特撮だけで作り上げた手作り感たっぷり映像も話題です。
『百円の恋』
〈負け犬人生にリベンジしたい女子に〉
深夜の100円ショップで働くサエないアラサー女子・一子の痛すぎる恋と闘いの物語。引退間近のボクサーと出会い、切ない恋をし、自らもボクシングを始めて人生のリターン・マッチに挑む。主演・安藤サクラと新井浩文の迫真の演技に注目。監督は『イン・ザ・ヒーロー』の武正晴。
『天空からの招待状』
〈自然環境問題に興味がある人に〉
台湾の航空写真家として活躍したチー・ポーリン監督が3年の歳月をかけて製作。全編空撮で台湾の今の風景を捉えた長編ドキュメンタリー。単に美しい映像だけでなく、現代社会に潜む環境問題や時事問題にも迫る。作品に共感した西島秀俊が、ナレーションを担当している。
(文:丸山けいこ/映画ライター)
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・[動画]『ベイマックス』予告編
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