“国民的年下男子”のソ・ガンジュン、その肩書きに恥じない俳優目指す

2014.12.30

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12月27日にシネマート六本木で『ずる賢いバツイチの恋』のDVDリリースを記念した特別試写会が行われ、“国民的年下男子”と韓国で話題沸騰中のソ・ガンジュンが舞台挨拶を行った。

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本作は『神々の晩餐-シアワセのレシピ-』『ジャイアント』など、硬派なキャラクターを演じてきたチュ・サンウクのラブコメ初主演作。おかっぱ頭にメガネをかけた苦学生から、普段はクールなのに元妻の前では子どものように意地悪をするお茶目な敏腕社長まで、これまでのイメージとは正反対のハジけた演技が反響を呼び、一躍“ラブコメ・キング”の座を獲得した。

ヒロインを演じるのは『ビッグ〜愛は奇跡（ミラクル）〜』など話題作に出演するラブコメ・クイーンことイ・ミンジョン。プライベートではイ・ビョンホンとの結婚などで日本でも一躍注目を浴びた彼女が、愛らしいバツイチ女子を好演している。

そうしたなか、現在韓国で“国民の年下男”旋風を巻き起こしているのが、俳優グループ“5urprise（サプライズ）”のメンバーでもあるソ・ガンジュンだ。同ドラマではイ・ミンジョンに恋する年下男子役を爽やかに好演しており、この日は、全員が女性で満員御礼のなかソ・ガンジュンが登場。「はじまして、僕はソ・ガンジュンです。どうぞよろしくお願いします」と流ちょうな日本語で挨拶すると、黄色い歓声が上がっていた。

ソ・ガンジュンの来日は公式では今回が初。「公式に日本のみなさんにお会いすることができて、とってもワクワクしていますし、気分がいいです」と語ると、司会から本作で演じる超セレブでパーフェクトなスンヒョンは、本人そのものだと褒められ、お辞儀をして会場の笑いを誘う場面も。

苦労した点については「僕にとってメインキャラクターを演じるのは、この『ずる賢いバツイチの恋』が初めてだったので、ドラマのスタート時には怖い気持ちもあり、また一生懸命やろうという欲も出てきました。これまでの作品ももちろんすべて頑張ってきましたが、特にこの作品は熱意をもって撮影に臨んでいろんな勉強もしましたし、先輩の俳優さんたちからもたくさん勉強させてもらいました」とコメント。

また、本作で韓国中の年上女性から彼氏にしたい“国民的年下男子”と熱烈な支持を得ていることについて「僕にとって初めていただいた肩書きだったので、感謝する気持ちもあり、ちょっと肩の荷が重い気持ちもありました。それは僕がまだまだ未熟なので、その肩書きに恥じない俳優になれるように、これから頑張って一生懸命演じている姿をみなさんにお見せしたいと思います」と答え、会場から拍手が起こっていた。