長澤まさみが海外ドラマに初主演した『ショコラ』の舞台挨拶が1月6日に秋葉原のUDXシアターで行われ、長澤のほか、共演した台湾の人気俳優ラン・ジェンロン、北村豊晴監督が登壇した。
台湾のドラマである本作は、長澤扮する日本育ちの音大生・千恵が、亡き母の駆け落ち相手でケーキ店を始めた元ヤクザの組長とその仲間たちが暮らす家に乗り込み奇妙な同居生活がスタートするというもの。衝突を繰り返しながらも、次第にジェンロンが演じる元ヤクザの兄貴分シーウーに惹かれていく姿が描かれていく。
長澤は「よろしくお願いします」と日本語で挨拶した後、中国語でも「長澤まさみです。よろしくお願いします」と流ちょうに挨拶。とはいえ中国語にはかなり苦労したそうで、「撮影当時は中国語をまったく喋れなかったし、聞くこともできなかったので、本当にセリフを丸暗記するという形でした」と振り返ると、「現地に行って2週間くらい、毎日9時間くらい、勉強というか、中国語に慣れる日々を過ごして、大変な思いをしました」と続けた。
すると北村監督は「(この作品を見た)僕の台湾人の友だちから、僕も台湾に17年いるけど、僕よりうまいって言われた(笑)」と長澤の中国語を褒めるコメント。すかさずジェンロンが「確かに監督よりも上手でしたよ」と話し会場を沸かせると、「監督と知り合って10年になりますが、進歩がないですね」とさらなる追い打ちをかけていた。
一方、長澤は教わった中国語として「カオヤオ」という言葉を挙げると、「どういう意味ですか?」と尋ねる司会に、「スラングで『うるせぇ』みたいな」と照れ笑い。「そういう悪い言葉を私に言わせて、それをみんなが笑って見ているんですよ」と笑顔で語っていた。
DVD『ショコラ』は1月7日よりTSUTAYAだけでレンタル開始となる。
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