【年末年始公開の特選5本】『神様はバリにいる』で身も心もアツくなろう!

『神様はバリにいる』
(C) 2014「神様はバリにいる」フィルムパートナーズ
『神様はバリにいる』
(C) 2014「神様はバリにいる」フィルムパートナーズ

今週は、実在の大富豪“アニキ”を堤真一が熱演する『神様はバリにいる』をはじめ、寒さも吹き飛ぶような個性的な映画が出揃いました。

『神様はバリにいる』1月17日公開
〈元気になりたい人に〉
インドネシアのバリ島に単身で渡り大富豪になった実在の日本人実業家が、独自の人生哲学で周囲の人々を変えるヒューマン・コメディ。バリバリの大阪弁で、見るからに胡散臭そうな風貌の主人公“アニキ”を堤真一が熱演。事業に失敗して現地にやってきてアニキに影響されるヒロインには尾野真千子。ナオト・インティライミ、玉木宏が共演。

『ジャッジ 裁かれる判事』1月17日公開
〈スリルと感動を味わいたい人に〉
『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jr.と名優ロバート・デュバルが共演を果たした法廷ドラマ。父にかけられた殺人容疑を晴らそうとするうちに、父の秘密を知ってしまう敏腕弁護士の葛藤と法廷での闘いが描かれる。スリリングで予想を裏切る展開と結末に息を飲み、その先にある親子の絆に感動。

『パンク・シンドローム』1月17日公開
〈パワー不足気味な人に〉
フィンランドの知的障害者4人で結成されたパンクロックバンド“ペルッティ・クリカン・ニミパイヴァト”のメンバーの音楽活動と日常を追ったドキュメンタリー。施設や社会への不満を強烈な歌詞にぶつける彼らの姿は、多くの人々を魅了し、笑わせ、パワーと勇気を与えてくれる。

『ワンダフルワールドエンド』1月17日公開
〈究極のガールズムービーを見たい人に〉
新進気鋭のシンガーソングライター・大森靖子のミュージックビデオを劇場映画化。なかなか売れない17歳のモデルを橋本愛、彼女の追っかけファンである13歳の少女を蒼波純がW主演。時代を象徴する少女たちが音楽に背中を押され、現実と虚構の間を駆け抜ける無敵の絶対少女ムービー。

『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』1月17日公開
〈アートの世界に浸りたい人に〉
現存する最も偉大なドキュメンタリー作家と言われる巨匠フレデリック・ワイズマンが、世界最高峰の美術館、ロンドンのナショナル・ギャラリーで3ヵ月をかけて撮影を敢行。バレエとのコラボや斬新なワークショップをはじめ、舞台裏もくまなく映しだし、カメラに収めた。

(文:丸山けいこ/映画ライター)

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