〜意外なところにヒットの秘密が!〜
週末公開される注目映画の興行収入や観客動員数を、キャストのメディア露出や注目ニュース度をもとに推測! ヒット予想を展開します。「あの人の熱愛!」や「思わぬスキャンダル」報道が大ヒットの要因になるかも!?
1月17日〜18日の週末ランキングは、昨年からの勢いそのままにディズニー映画『ベイマックス』(ディズニー)がV3を達成。累計で観客動員500万人、興収64億円を突破するなどまだまだ衰えを見せない。2位も前週同様、公開5週目の『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』(東宝)が死守。
初登場は『烈車戦隊トッキュウジャーVSキョウリュウジャー THE MOVIE』(東映)が3位、『アゲイン 28年目の甲子園』(東映)が7位、『神様はバリにいる』(ファントムフィルム)が10位。果たして今週は、強力上位作品の牙城を崩す映画は登場するのか?
【今週の上位ランキング予想】
◎『ANNIE アニー』(ソニーピクチャーズ)
○『ビッグ・アイズ』(ギャガ)
▲『さよなら歌舞伎町』(東京テアトル)
△『KANO 1931海の向こうの甲子園』(ショウゲート)
×『摂氏100℃の微熱』(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
(◎:大本命 ○:対抗 ▲:一発あり △:穴で ×:期待)
◎【3位予想】『ANNIE アニー』
名作ブロードウェイ・ミュージカル「アニー」を映画化。主演は『ハッシュパピー バスタブ島の少女』で、史上最年少のアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたクワヴェンジャネ・ウォレス。オスカー俳優のジェイミー・フォックス、ミュージカル映画初挑戦となるキャメロン・ディアスなど共演者も強力だ。
作品の知名度に加え、ストーリーの明確さや主人公の健気さは、年齢や性別を問わず受け入れられやすい。とかくミュージカル映画というと日本ではやや敷居が高い印象があるが、12年に公開された『レ・ミゼラブル』は最終的に60億円に手が届く大ヒットを達成。初週で22万人を動員した。昨年9月に公開されたクリント・イーストウッド監督のミュージカル映画『ジャージー・ボーイズ』も、全国140スクリーン強の規模ながら、初週で約4万人を動員。公開規模に違いはあれ、『レ・ミゼラブル』と比較しても作品の知名度はひけをとらない。上位2作品の勢いが衰えず、まだまだ牙城は崩れなさそうだが、好スタートを切る下地は十分ある。(後編へ続く)
・【週末シネマリサーチ】(後編)大本命は『アニー』、ラブホが舞台の染谷将太×前田敦子共演作の期待度は!?真
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