主演も兼ねた『ブレイブ』以来の監督作
ジョニー・デップが25年ぶりに長編映画を監督する予定が明らかになった。
アメリカの業界誌「The Hollywood Reporter」によると、デップは20世紀初頭のパリで活動した画家のアメデオ・モディリアーニを描く長編映画を監督する予定で、かつて『フェイク』(97)で共演したアル・パチーノ、バリー・ナヴィディと共にプロデューサーも務める。
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デップにとって、監督・主演を務めた『ブレイブ』(97)以来、25年ぶりの長編監督の仕事となる。
デニス・マッキンタイアの同名戯曲の映画化で、1916年のパリでモディリアーニの転機となった48時間を描く。キャスティングの詳細は不明だが、2023年春からヨーロッパで制作が始まる予定だという。
デップは「モディリアーニ氏の人生の物語を映画化することは、私にとって大変光栄であり、本当に身の引き締まる思いです」とコメントしている。デップは7月下旬からフランスで、マイウェン監督の『Jeanne du Barry(原題)』でフランス国王ルイ15世を演じている。長編映画出演は3年ぶりとなる。
パチーノは、主演映画『ヴェニスの商人』(04)、監督・主演映画『Wilde Salome(原題)』(11)と同作の姉妹作『Salome』(13)を共に製作したナヴィディと再度組む。
ナヴィディは1995年、マーロン・ブランドとジョニー・デップの共演作で未完成の映画『Divine Rupture(原題)』のプロデューサーでもある。
ナヴィディは「このプロジェクトは、アルの心に非常に身近なものでした。アルは何年も前に私に戯曲『Modigliani』を教えてくれて、私はすぐに惚れ込みました」「これはモディの人生の一片であり、伝記ではありません。ジョニーと再び仕事をすることは私の夢でした。彼は、この素晴らしい物語をスクリーンに描く素晴らしいヴィジョンを持つ真のアーティストです」とコメントしている。
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