『おみおくりの作法』が昨年の『チョコレートドーナツ』以来の快挙!
ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門で監督賞含む4部門ほか、世界中の映画祭で賞を受賞している『おみおくりの作法』が1月24日よりシネスイッチ銀座にて公開となり、初日と2日目の上映全10回中8回が満席立見という大ヒットスタートを切ったことがわかった。初日と2日目ともに動員数が1000人を超えたのは昨年公開の『チョコレートドーナツ』以来の快挙となる(初日1298人、2日目1249人)。
・【週末シネマ】孤独死をみおくり続ける男。その姿を通して描く人間ドラマ『おみおくりの作法』
本作は、ロンドン市の民生係として働く44歳で妻子なしのジョン・メイが主人公。几帳面で誠実な彼の仕事はひとりきりで亡くなった人を見送ること。事務的に処理することもできるこの仕事をジョン・メイは誠意をもってこなしている。ある日、人員整理で解雇を言い渡されたジョン・メイは、自分の家の真向かいに住むビリー・ストークが最後の仕事となる。目の前に住みながらも言葉を交わしたことすらないビリーのことが気になったジョン・メイは、ビリーの人生を紐解くために故人を知る人を訪ねイギリス中を旅することに。そこで出会うはずのなかった人と出会っていくことで、ジョン・メイ自身にも新たな変化が生まれる、というストーリー。
公開初日の午前は40代から60代の男女中高年からシニア層が中心で、午後以降は30代のカップルや女性連れも増え、幅広い客層が来場、平日も堅実な動員が見込まれそうとのこと。また、公開前日には500程度だったFacebookの「いいね!」数は、土日を挟んで1000以上に倍増、ツイッターのフォロワーも倍以上に増え、感動を伝える熱い感想が続々とあがるなど、これからの興収の伸びにも注目だ。
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