劇作家・脚本家としても人気の三谷幸喜監督最新作が宇宙を舞台にしたSF『ギャラクシー街道』であることが明かされ、香取慎吾と綾瀬はるかが宇宙人夫婦役として出演することが発表された。
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本作は西暦2265年が舞台。木星のそばに浮かぶスペースコロニー・うず潮と地球を結ぶスペース幹線道路を、人は「ギャラクシー街道」と呼んでいた。かつては、交通量も多く、沿道にもたくさんの飲食店が並んでいたが、開通して150年を経た昨今は、老朽化が著しく、そろそろ廃止の噂も聞こえてくる。そんな街道を舞台に、ここで働く人々と客たちが織りなす宇宙人模様が描かれていく。
この作品でSMAPの香取が演じるのは、主人公の宇宙人・ノア役。三谷監督作品には『みんなのいえ』『THE 有頂天ホテル』『ザ・マジックアワー』に出演している。綾瀬が演じるのはノアの妻・ノエ役で、三谷監督作品には『ザ・マジックアワー』以来の出演となる。
本作を作ろうと思った理由について三谷監督は、「ロマンチックコメディをやってみたかったのですが、普通の恋愛モノでは面白くない。そこで舞台を宇宙にしてしまおう! と思いつきました。映画監督である前に、僕は一映画ファンですので、あらゆるジャンルの映画を作ってみたい。SFは絶対いつかやってみたかったジャンルでした」とコメント。
「偶然にも、今年はあの『スター・ウォーズ』新作も公開されます。ライバルはもちろん『スター・ウォーズ』! 目指すはSWシリーズ最高興収(『エピソード1/ファントム・メナス』の132.6億円)越え。目標も宇宙規模でいきたいと思っています」と続けている。
主人公のノア役を演じる香取は「久しぶりの三谷映画の出演にワクワクしています!スペースロマンティックコメディ!? なんだそれは! という感じです。三谷さん初めてのSFもの、どんな映画になるのか、撮影が楽しみです!」と話し、妻・ノエ役に扮する綾瀬は「三谷監督とは7年ぶり、香取さんとは6年ぶりにご一緒させて頂きますが、奇想天外な三谷さんの作品、今からとても楽しみです! 香取さん、どうぞよろしくお願い致します! 三谷さんのコメディ、楽しんで演じれたらと思っています!」と述べている。
『ギャラクシー街道』は3月1日〜3月下旬にかけて撮影し、10月より全国東宝系にて公開となる。
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