ベルリン国際映画祭に正式招待された話題作『リトル・フォレスト 冬・春』が2月14日公開となり、新宿ピカデリーで行われた初日舞台挨拶にキャストの橋本愛、三浦貴大 、松岡茉優、温水洋一、桐島かれんと、森淳一監督が登壇した。
本作は約1年間に渡って岩手県でオールロケ。都会で自分の居場所を見つけることのできなかった主人公・いち子が、故郷の山村“小森”に帰り、厳しさも見せる大自然のなかで自給自足の生活をしながら、生きる力を充電していく物語。
森監督は「1年に渡って撮影した作品がようやく公開になって感無量です」と挨拶。橋本は「休日の早い時間にこの映画を選んでくれてありがとうございます」と述べ、その橋本とは仲が良い松岡は「愛とは15、16歳で出会って3回目の共演で、やっと笑い合える役に巡り合いました。2人が岩手で実際に生活したら、こんな感じです」と語った。
また、世界3大映画祭のひとつ、ベルリン国際映画祭「キュリナリー・シネマ部門」の正式招待作品として現地時間2月11日に上映された感想を聞かれた橋本は「みなさん、丁寧に感想を伝えてくださいました。日本の特色が色濃く映し出された美しさや厳しさ、1人の女性が生きていく力強さが国境を越えて伝わったことが嬉しかったです」と振り返った。
さらに、この日はサプライズで2月16日に20歳のお誕生日を迎える松岡に、橋本らキャスト陣から一足早いバースデーケーキのプレゼントが。これに松岡が「この映画は主役のいち子・橋本愛が踏ん張っている作品なので、まさかなと思って、今『愛、誕生日いつだっけ?』と確認してしまいました(笑)」とコメント。
ケーキは、チョコを畑の土に見立て、様々な野菜が育つ農園風デザインになっており、三浦は「すごいですね。このニンジンなど何でできているのか原材料がわかりません(笑)」と話した。
続けて、同映画を代表して、橋本が手紙を朗読。「まだ出会って4年なのに、ずっと昔からの親友のようでした。立派なので、やっと成人なんだと驚いています。撮影期間中は何度も逃げたいと思ったけれど茉優がいてくれて頑張れました。これからも茉優が輝くお手伝いをしていくつもりです。いっしょに素敵な大人、女性になりましょう。これからもよろしくね」と読み上げられると、松岡は涙を浮かべて感謝の言葉を述べていた。
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