ユニクロと松竹が伝統芸能「歌舞伎」を現代のポップカルチャーとして世界へ!

隈取をベースにデザインしたTシャツ
隈取をベースにデザインしたTシャツ

ユニクロと松竹が協業し、日本を代表する伝統芸能である歌舞伎を、服を通じて現代のポップカルチャーとして世界に発信する「松竹歌舞伎×ユニクロ プロジェクト」を始動、アンバサダーに四代目市川猿之助氏が就任すると発表した。

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歌舞伎は江戸時代に誕生し、2005年にユネスコの無形文化遺産に宣言された日本が世界に誇る伝統芸能であり、400年余年の歴史を持つ。

一方のユニクロは、服を通じて世界をより良い方向へ変えていくという思想を持ち、あらゆる人々の生活を豊かにする「LifeWear」というコンセプトに基づいた服づくりをしている。中でも2003年に誕生したユニクロのTシャツブランドUTは、「Tシャツをもっと、自由に、面白く。」をキーワードに、Tシャツを様々なライフシーンで自分の個性を自由に表現するツールとして、幅広いコンテンツを揃えており、浮世絵や漫画といった伝統文化から今の日本を代表するポップカルチャーまで展開している。

そんな両社が日本の「真善美」という美意識を尊重しながら、「歌舞伎」を現代のポップカルチャーとして世界へ広めていくという。

具体的には、日本の伝統文化を本物のジャパンポップカルチャーとして体現するため、ユニクロのUTクリエイティブディレクターであるNIGO氏が最適なデザイン、ボディ、素材を考え抜き、歌舞伎の製作・興行を担い、歌舞伎の殿堂・歌舞伎座を運営する松竹と市川猿之助氏監修のもと商品が完成。

多彩な演目から生まれたユニークな衣装デザイン、歌舞伎独特の化粧法である隈取に加えて、プロジェクトアンバサダーである市川猿之助氏の屋号「澤瀉屋(おもだかや)」にまつわる紋や文様など、歌舞伎のアイコニックなモチーフをベースに、UTやSTETECO&RELACO、バンダナ、トートバックまで、男女ともに楽しめるラインナップが揃えられた。

3月20日よりフランスを皮切りに世界で順次展開し、3月26日より日本全国のユニクロ店舗とオンラインストアで発売する予定だ。

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