綿矢りさの小説を初連ドラ化。菊地凛子と小松菜奈が母娘役でW主演!
芥川賞作家・綿矢りさの原作小説を初連続ドラマ化する『連続ドラマW 夢を与える』で、菊地凛子と小松菜奈が母娘役でW主演することがわかった。
同作は、「蹴りたい背中」で第130回芥川賞を受賞した綿矢の同名小説を映画化した作品。娘に夢を託す元モデルの母と、スターの座に上り詰めるも、やがて転落していく美しい娘が織り成すスキャンダラスな物語だ。
元モデルの母親に夢を託される娘・阿部夕子に、映画『渇き。』で数々の映画賞新人賞を受賞した小松。夢を託す母親の阿部幹子に、『バベル』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ、『パシフィック・リム』など、ハリウッドでの活躍も目覚しい菊地が扮する。メガホンをとるのは、ギャラクシー賞2014年11月度月間賞を受賞した『連続ドラマW グーグーだって猫である』や映画『のぼうの城』の犬童一心監督だ。
小松は脚本を読んだ時の印象について「不思議と私と夕子は『ちょっと考えが似ているかも』と思わされる部分があったりして、とても面白いお話だなと思いました。信じていた人たちにどんどん裏切られていくなか、夕子は最後まで1人で戦ってかっこいいなとも思いました。そんな夕子を演じられるのが嬉しいです」とコメント。
母親役を演じ、一緒にW主演をつとめる菊地については「最初のイメージは、サバサバした人だろうなぁ〜と思っていました。お会いしてお話すると、とても気さくで、サバサバとした所もありつつお茶目な可愛い方です」と話している。
一方、菊池は脚本を読んだ時の印象を「夢を与えるという、肯定的なタイトルでありながら、夢を与えるとは一体何なのか… 虚構の世界の中だけで、鈍く響く言葉のように感じ、また主人公がそれに翻弄されていくというのは、大変に見応えのある作品になるのではないかと思いました」と話し、小松の印象については「真っ直ぐな、お人形のような瞳が印象的で、とても集中力のある方です」と語った。
土曜オリジナルドラマ『連続ドラマW 夢を与える』は5月より毎週土曜 夜10時から放送予定だ。
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