故郷の奥能登で焙煎珈琲店を開いた岬(永作博美)と、この地に住むシングルマザーの絵里子(佐々木希)。生き方も価値観も異なる2人が出会い、やがてそれぞれが本当の自分、大切なものに気づいていく様子を綴った『さいはてにて〜やさしい香りと待ちながら〜』。この映画の公開直前イベントが2月19日にスペースFS汐留で行われ、シングルマザーの絵里子を演じた佐々木希と、プライベートで親友の木下優樹菜が登壇した。
・[動画]この記事の動画/『さいはてにて〜やさしい香りと待ちながら〜』公開直前イベント
佐々木は「本日は、みなさんにお集まり頂きましてありがとうございます。そして親友が駆けつけてくれて本当に嬉しいです」と挨拶。木下は「親友の頑張った映画のイベントに出られて本当に嬉しいです。親友を盛り上げるために来ました。女優としての希に緊張しています(笑)。作品を見て、希頑張ったなと思いました。友人としては、もちろん。作品自体にもとても感動しました」と話した。
さらに木下は、シングルマザーを演じた佐々木について「母親にしかわからない部分もあると思うので、きっと難しかったんだろうなと思うんですけど、同じ母親として共感できる部分がいっぱいあって、4回泣きました」と告白。これに「4回も?」と驚いた佐々木は「嬉しいですね。なかなか優樹菜に面と向かって褒めてもらえることもないので」と照れ笑い。
また、本作の撮影に入る数日前に優樹菜ファミリーと一緒に食事をする機会があったそうで、木下が「(母親としての振る舞いを私から)盗んだ?」と質問すると、佐々木は「少しは盗んだかな(笑)」と明かすと「私も早く、母親になりたいなって思った」と母親願望を告白する場面も。
シングルマザーの演技については優樹菜ファミリーから(自分の演技の)影響は確実に受けていることを改めて打ち明けると「みんな仲良くて、本当にあったかいんだからぁ」とクマムシのネタも飛び出し、2人揃って息のあったところも見せていた。
『さいはてにて〜やさしい香りと待ちながら〜』は2月28日より全国公開となる。
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