樹木希林が孫娘の内田伽羅と共演した映画『あん』本編映像が解禁！

2015.03.18

映画『あん』より。樹木希林（左）と孫娘の内田伽羅（右）
(C) 2015 映画『あん』製作委員会

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カンヌ国際映画祭の常連・河瀬直美監督がメガホンをとり、樹木希林が主人公を演じている映画『あん』に、樹木の孫娘である内田伽羅が出演していることが発表され、2人の共演シーンが映った本編映像が解禁となった。

・［動画］樹木希林×内田伽羅が共演『あん』本編映像

本作は、縁あってどら焼き屋「どら春」の雇われ店長として単調な日々をこなしていた千太郎（永瀬正敏）が、店で働くことを懇願する一人の老女・徳江（樹木）を雇う。彼女の勢いに押されるままに、翌日からどら焼きの粒あん作りを任せると、そのあまりの美味しさに、店がみるみるうちに繁盛していくというストーリー。

内田が演じるのは、家庭環境に問題を抱え、どら焼き屋「どら春」に、いつも潰れたどら焼きだけをもらいに通ってくる女子中学生のワカナ役。出演のきっかけは、若いうちから様々なタイプの人と接することは人間を豊かにしてくれるという思いを持つ樹木が、河瀬監督の創造性に触れることは貴重な経験になるだろうとオーディション参加を薦めたこと。

共演した祖母・樹木の撮影現場での印象については「役柄上、徳江役の祖母とは距離を置くように言われていました。仕事をしている祖母の姿を見るのは初めてでしたが、常に素直で、あまりに普段と変わらないので、とても祖母らしいと思いました」と話している。

俳優の本木雅弘と、樹木の娘・内田也哉子を両親にもつ内田は1999年9月16日生まれの16歳。小山薫堂が脚本を手がけた『FURUSATO 宇宙からみた世界遺産』で2010 年に映画デビュー。共演シーンはないものの、樹木も出演している『奇跡』（11年）に出演し、第26 回高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞している。