エリザベス女王への追悼の声、止まず。くまのパディントンからも
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ポール・マッカートニー、オバマ元大統領、ミシェル夫人らも追悼
8日(現地時間)に逝去されたイギリスのエリザベス女王を追悼する声は、新国王チャールズ3世即位の後も鳴り止まない。96年の生涯を称えるセレブたちの心のこもった追悼を紹介する。
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ポール・マッカートニーは公式サイトに「エリザベス2世女王陛下の逝去に際して、思い出が蘇ってきたので、紹介します」と、10歳の頃に作文コンテストで英国王政についての作文で入賞したことに始まり、8回か9回ほど女王と対面する機会に恵まれた際の思い出を綴った。ビートルズが1965年にMBE勲章を授与された時からチャリティのイベントや2012年の即位60周年記念コンサートなど様々な機会を写真付きで紹介し、「最後の対面は2018年でした」とコンパニオン・オブ・オナー勲章を授与された際のエピソードを披露した。
「私の女王に対する尊敬と愛、そして彼女の素晴らしいユーモアのセンスによって、コンパニオン・オブ・オナー勲章を授与されました。女王と握手をして身を乗り出し、『こんなふうに会うのはもうやめにしないとね』と言うと、彼女はクスッと笑ってセレモニーを続けました。相手は女王なのですから、言った後からちょっと生意気だったかなと思いましたが、彼女は気にしていなかったようです」そして「神のご加護を。寂しくなります」と結んだ。
"On the sad occasion of Her Majesty Queen Elizabeth II’s passing, my memories came flooding back and I would like to share these with you…" – Paulhttps://t.co/6fchMEUMvH pic.twitter.com/0k5egNbVZt
— Paul McCartney (@PaulMcCartney) September 9, 2022
バラク・オバマ元アメリカ大統領とミシェル夫人は連名で、インスタグラムに長文を投稿した。わずか25歳で女王に即位されてからの歩みを簡潔に紹介しながら、「月着陸からベルリンの壁の崩壊、デジタル時代の幕開けまで、好不調に関わらずイギリスと世界の人々にとっての希望と安定の灯火となられました」「私たちが大統領とファーストレディーとしての生活を始めたばかりの頃、両手を広げ、並外れた寛大さで私たちを世界の舞台へ迎え入れてくれました。何度も何度も、私たちは彼女の暖かさ、人々を安らげる振舞い、そして晴れやかな場で持ち前のユーモアと魅力を発揮する姿に心を打たれてきました」と綴り、「多くの方々と同様に、ミシェルと私は女王陛下の献身的なリーダーシップを目の当たりにできたことに感謝し、陛下が残されたたゆまぬ、威厳ある公務に畏敬の念を抱いています。この困難な時期に、ご家族と英国国民に思いを寄せています」と追悼した。
シンガーのリタ・オラは「今夜、大きな喪失感と悲しみを感じているのは私だけではないとわかっています。女王は国に生涯を捧げた素晴らしい女性でした。あれほどの優雅さ、エレガンス、そして名誉をもって君臨していました。私たち全員にとって真のインスピレーションです。この困難で悲しい時期に、私の思いと祈りはロイヤル・ファミリーと共にあります。彼女が安らかに眠れることを祈っています」と綴った。
Netflixの『エミリー、パリへ行く』のリリー・コリンズは、花壇で犬たちと一緒に佇む若き日の女王の写真をアップ。「英国で最も長く君臨した君主、エリザベス二世の生涯を称えて。私たちの多くが知っている唯一の君主であり、毎年クリスマスの日に行う演説を畏敬の念を持って見て育ちました。クリスマスの準備の手を止めて、みんなでお茶を飲みながらじっと見ていたものです。それは伝統であり、伝統は彼女がとても熱心にしていたものでした。今日、私は彼女の素晴らしい統治と長年にわたる揺るぎない奉仕、そして私が大切にしている彼女の思い出を振り返っています。王室の皆様には心からお見舞い申し上げます。彼女の遺産が生き続けると知っていらっしゃるでしょう。優しい場所で安らかにお眠りください」
バーブラ・ストライサンドは女王と対面した時の写真に「エリザベス二世女王陛下のご逝去を聞いて悲しいです。彼女は私たち全員のために常にいてくださいました。世界中を大切にしていらっしゃいました。安らかにお眠りください。バーバラ」と添えた。
イギリスを代表するコメディ集団「モンティ・パイソン」のジョン・クリーズはTwitterで
「女王に一度会ったことがあり、『切手であなたの顔を見ましたよ』と言いたい衝動を抑えました。特に、フィリップがいなくなってどれだけ寂しかったかを思うと、悲しい気持ちになります。ですが、彼女自身がかつて言ったように『誰が永遠に生き続けたいと望むでしょう?』彼女がいて、私たちは恵まれていました」と綴った。
I met the Queen once, and managed to resist a strong impulse to say 'I’ve seen you on the stamps’
I feel sad, especially when I think how lonely it must have been for her without Philip
Still, as she herself once said “Who wants to live forever?’
We were blessed to have her pic.twitter.com/96Juyb8cly
— John Cleese (@JohnCleese) September 9, 2022
今年、即位70周年を祝うプラチナ・ジュビリーの際、お茶会の動画でエリザベス女王と共演した、くまのパディントンの公式アカウントは、その動画で女王を「奥様」と呼んで贈った言葉をもう一度繰り返した。
「全てに感謝いたします、奥様」
Thank you Ma’am, for everything.
— Paddington (@paddingtonbear) September 8, 2022
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