「しんちゃん」の客層を変えた!? ゆずの生歌にファンが酔いしれる！

2015.04.20

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前列左よりゆずの北川悠仁、ゆずの岩沢厚治。後列左より藤原啓治、矢島晶子、ならはしみき、こおろぎさとみ

『映画クレヨンしんちゃんオラの引越し物語〜サボテン大襲撃〜』初日舞台挨拶が4月18日、TOHOシネマズ日劇にて行われ、主題歌「OLA!!」を担当したゆずの北川悠仁と岩沢厚治と、声優の矢島晶子（しんのすけ）、ならはしみき（みさえ）、藤原啓治（ひろし）、こおろぎさとみ（ひまわり）が登壇した。

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本作は、アニメ「クレヨンしんちゃん」の劇場公開版第23弾。ひろしの転勤によって、野原家が長年住んでいた春日部からメキシコに引っ越したことによって巻き起こる騒動を描いた物語。

普段は親子連れが多い「クレヨンしんちゃん」だが、この日は若い女性ファンが会場に多数見受けられると、藤原やならはしは「私たちのファンに違いない……わけないな」とゆずの登場を煽る。そんななか、真っ赤な衣装で北川と岩沢は壇上に現れると、場内は大歓声が巻き起こる。

北川は「国民的アニメの主題歌を担当できてうれしい」と笑顔を見せると「最初話をもらったときは『メキシコに引越しをする話です』とざっくりしたオファーだったのですが、しんちゃんの口癖と、メキシコの挨拶がイメージにあって『OLA!!』というタイトルで迷わず曲を書きました」と説明をする。さらに北川は「作品を見て、我ながらいいセンスしているなって思いました」と自画自賛すると「今日はトークだけで帰ろうと思っていたのですが、しんちゃんがメキシコに行くとなれば1曲歌わせていただかないと……」とギターを持ち出し、生歌を披露した。

盛り上がる会場に、しんちゃんファミリーもノリノリ。特にしんのすけは、お得意の悪ノリで、ズボンを下ろしてパンツ姿を公衆の面前で見せるシーンも。みさえにしかられ土下座するしんのすけに、客席は大きな笑いに包まれた。そんなしんちゃんに北川が「相変わらず、しんちゃんはやりたい放題ですね、憧れますよ……」とボソリ。思わず出た本音に野原家一家も大笑いだった。（text&photo:磯部正和）